航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
初のTrans-Pacific
搭乗写真
総評
毎年ヨーロッパに出かけていた1週間の夏休み。
今年は9月に会社派遣でシカゴ留学することとなり、下見を兼ねてシカゴとニューヨークを目的地として初渡米。欧州便はB8が多かったので長距離B7は新鮮。
SUITE LOUNGEはお盆休み中にも関わらず、入室した15時頃はガラガラで拍子抜けしたが、出発ラッシュの夕方が近づくにつれ混雑。
出発時刻の30分前に54番ゲートに向かうと、満席と推測される長蛇の列。実際、搭乗するとCクラスも満席。アジア系の乗継客と夏休みのせいか子供が多かった印象。シャッター音を出していたのはFLYTEAM投稿用に撮影励んだ自分くらいで、子供も含め他の客は皆乗り慣れた様子。
定刻にドアクローズしたものの、一部滑走路(恐らくAラン)一時閉鎖とのことで管制のクリアランスが降りず、一時間ほどその場で待機。とはいえいつもは羽田が多いので、窓の外には新鮮な外国キャリアの機材が多く全く飽きない。やはり成田の方が特別感が強い。
結局50分ほど遅れてプッシュバック開始。ただでさえ夕方の成田出発ラッシュの時間帯に滑走路閉鎖があったのでAラン34L誘導路は北米便で大混雑。NH、UA、AA、ACと4機続き、当機が離陸。
今年の8月の関東は晴れが少なかったが、この日も厚い雲に覆われ、離陸後成田市街を見るうちに早くも雲の上へ。離陸後は安定した飛行で早々にベルトオフ。
時差ボケ調整の難しい東回りの定説も通りかどうか、今日に限って睡眠をしっかり取って来たことも災いし、せっかくのフルフラットシートにも関わらず、夕食後もあまり眠れない。日付変更線を超えた辺りで長距離路線恒例の一風堂ラーメンを食し、ようやくウトウト。一風堂ラーメンは、夜食テロとも称されやや躊躇もあったが、後部席で複数人がカレーを食べており、遠慮なくオーダー。
カナダからシカゴ北方へ向かうのかと思いきや、シアトル上空からデンバーを南に見ながらシカゴへアプローチ。フライトレーダーを見ると成田で先行したB8のUAデンバー行きが間も無く着陸。当機シカゴ行きはさすがに長く、まだ着陸1時間半前で、これから食事。2食目の和食も白身の魚で、1食目との被りが少し気になった。自身初の北米大陸、中部は乾いた大地を予想していたが、意外に緑に覆われている。
ノースダコタ州、サウスダコタ州を通過して、オヘア空港へアプローチ。東側からストレートにRWY10Lへランディング。駐機スポットが空いていないとのことで、長いこと誘導路上で停止し、ようやくスポットイン。隣のゲートは海南航空のB8。
【機内食・ドリンク】
和食をチョイス。味は悪くないが、トータルでは、昨年・一昨年の欧州便の和食の方が出来が良かった。メインの伊佐木の胡麻塩焼きは、あまり見映えはしないが、味はまあまあ。前菜(夏野菜のゼリー寄せ&お造り)とスイーツ(ピエールエルメ ライチ マンゴー ココナッツを使ったカラメル風味クリームのグラスデザート)の出来は秀逸。日本のエアラインとして、和食でとことん勝負するのであれば、和のデザートにも挑戦してみてもらうと面白いかもしれないと思った(帰路便ではわらび餅が有った)。
加えて、今回の和食メインの伊佐木は完全に日本人向けのチョイスと思われるが、外国人の好みに合うかはやや微妙な気もし、外国人にウケる和食(ベタベタだかすき焼きだとか天ぷら。ステーキであっても醤油ベースソースなど)のメニューを取り入れると、ANAが取り込もうとしているアジア~北米の流動旅客に、アピールする好機になるのかもしれないとも愚考(洋食ではなく、和食でメインを2種類にして、そのような選択肢を提
供してはどうか)。
【座席(シート)】
眠れなかったのは個人的な体調の問題で、シートのそのものは快適。このスタッガードシートは、Cクラスでは、当面、十分な競争力を有していると思われる。
【機内スタッフ】
混雑していたが、いつもながら安定。
【エンターティメント】
個人的に読み進めている小説「蜜蜂と遠雷」のサントラ搭載にびっくり。ANAのエンタメは、クラシックやジャズも割とセンスが合う。このあたりのチョイスは外資系には真似できないと思われる。
【トイレ・洗面台】こまめな清掃がうかがわれる。
【機材コンディション】
B8のような新しさはないが、丁寧に使い込まれている。
【空港サービス】
4サテのラウンジは当便出発直前が混雑ピーク。DIA会員が増えすぎているのであれば、やむを得ないが、オークションに流れるラウンジ利用券の発行停止も一案か。
【総合評価】
機内サービスとシートに文句なく、乗継もなかったので多少の遅延も問題はなく快適なフライト。約1時間の出発遅れにも関わらず、フライト中、遅れを20分遅れ程度まで取り戻したが、これにより、結局約1時間の遅延。イミグレも、中国・中東系フライトの到着後になってしまい、入国審査通過に1時間強。少しバタバタしたフライトであった。
今年は9月に会社派遣でシカゴ留学することとなり、下見を兼ねてシカゴとニューヨークを目的地として初渡米。欧州便はB8が多かったので長距離B7は新鮮。
SUITE LOUNGEはお盆休み中にも関わらず、入室した15時頃はガラガラで拍子抜けしたが、出発ラッシュの夕方が近づくにつれ混雑。
出発時刻の30分前に54番ゲートに向かうと、満席と推測される長蛇の列。実際、搭乗するとCクラスも満席。アジア系の乗継客と夏休みのせいか子供が多かった印象。シャッター音を出していたのはFLYTEAM投稿用に撮影励んだ自分くらいで、子供も含め他の客は皆乗り慣れた様子。
定刻にドアクローズしたものの、一部滑走路(恐らくAラン)一時閉鎖とのことで管制のクリアランスが降りず、一時間ほどその場で待機。とはいえいつもは羽田が多いので、窓の外には新鮮な外国キャリアの機材が多く全く飽きない。やはり成田の方が特別感が強い。
結局50分ほど遅れてプッシュバック開始。ただでさえ夕方の成田出発ラッシュの時間帯に滑走路閉鎖があったのでAラン34L誘導路は北米便で大混雑。NH、UA、AA、ACと4機続き、当機が離陸。
今年の8月の関東は晴れが少なかったが、この日も厚い雲に覆われ、離陸後成田市街を見るうちに早くも雲の上へ。離陸後は安定した飛行で早々にベルトオフ。
時差ボケ調整の難しい東回りの定説も通りかどうか、今日に限って睡眠をしっかり取って来たことも災いし、せっかくのフルフラットシートにも関わらず、夕食後もあまり眠れない。日付変更線を超えた辺りで長距離路線恒例の一風堂ラーメンを食し、ようやくウトウト。一風堂ラーメンは、夜食テロとも称されやや躊躇もあったが、後部席で複数人がカレーを食べており、遠慮なくオーダー。
カナダからシカゴ北方へ向かうのかと思いきや、シアトル上空からデンバーを南に見ながらシカゴへアプローチ。フライトレーダーを見ると成田で先行したB8のUAデンバー行きが間も無く着陸。当機シカゴ行きはさすがに長く、まだ着陸1時間半前で、これから食事。2食目の和食も白身の魚で、1食目との被りが少し気になった。自身初の北米大陸、中部は乾いた大地を予想していたが、意外に緑に覆われている。
ノースダコタ州、サウスダコタ州を通過して、オヘア空港へアプローチ。東側からストレートにRWY10Lへランディング。駐機スポットが空いていないとのことで、長いこと誘導路上で停止し、ようやくスポットイン。隣のゲートは海南航空のB8。
【機内食・ドリンク】
和食をチョイス。味は悪くないが、トータルでは、昨年・一昨年の欧州便の和食の方が出来が良かった。メインの伊佐木の胡麻塩焼きは、あまり見映えはしないが、味はまあまあ。前菜(夏野菜のゼリー寄せ&お造り)とスイーツ(ピエールエルメ ライチ マンゴー ココナッツを使ったカラメル風味クリームのグラスデザート)の出来は秀逸。日本のエアラインとして、和食でとことん勝負するのであれば、和のデザートにも挑戦してみてもらうと面白いかもしれないと思った(帰路便ではわらび餅が有った)。
加えて、今回の和食メインの伊佐木は完全に日本人向けのチョイスと思われるが、外国人の好みに合うかはやや微妙な気もし、外国人にウケる和食(ベタベタだかすき焼きだとか天ぷら。ステーキであっても醤油ベースソースなど)のメニューを取り入れると、ANAが取り込もうとしているアジア~北米の流動旅客に、アピールする好機になるのかもしれないとも愚考(洋食ではなく、和食でメインを2種類にして、そのような選択肢を提
供してはどうか)。
【座席(シート)】
眠れなかったのは個人的な体調の問題で、シートのそのものは快適。このスタッガードシートは、Cクラスでは、当面、十分な競争力を有していると思われる。
【機内スタッフ】
混雑していたが、いつもながら安定。
【エンターティメント】
個人的に読み進めている小説「蜜蜂と遠雷」のサントラ搭載にびっくり。ANAのエンタメは、クラシックやジャズも割とセンスが合う。このあたりのチョイスは外資系には真似できないと思われる。
【トイレ・洗面台】こまめな清掃がうかがわれる。
【機材コンディション】
B8のような新しさはないが、丁寧に使い込まれている。
【空港サービス】
4サテのラウンジは当便出発直前が混雑ピーク。DIA会員が増えすぎているのであれば、やむを得ないが、オークションに流れるラウンジ利用券の発行停止も一案か。
【総合評価】
機内サービスとシートに文句なく、乗継もなかったので多少の遅延も問題はなく快適なフライト。約1時間の出発遅れにも関わらず、フライト中、遅れを20分遅れ程度まで取り戻したが、これにより、結局約1時間の遅延。イミグレも、中国・中東系フライトの到着後になってしまい、入国審査通過に1時間強。少しバタバタしたフライトであった。
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