航空会社 ANA (全日空)
- 国
- 日本
- IATA | ICAO
- NH | ANA
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 4.05 [11,113件]
- アライアンス
- スターアライアンス
搭乗レビュー
Amanpuloでリフレッシュした復路もマニラから出発するANAのビジネスクラスで
搭乗写真
総評
【機内食・ドリンク】
まず最初に驚いたことは、ウェルカムドリンクがなかったことです。ま、個人的にはなくても良いかなと思っているサービスですが、ビジネスクラスで、ウェルカムドリンクのサービスがないのは、どうなのかなあ。
和食については、行きのフライトが残念な内容だったので、帰りの和食に関しても期待していなかったのですが、口取りのプレートが常温で頂けたことで、随分と好印象でした。恐らく、ANAさんの機内食があまり人気が高くないのは、はやり冷えすぎていることが大きな理由なのでは?と思います。とにかく、行きのフライトで出た口取りのプレートは、冷た過ぎて味がしなかったこともあり、それだけで大きなマイナス評価になってしまいました。主菜の鯖味噌煮は、とっても素朴なメニューではあるのですが、海外旅行で疲れた胃袋を癒やしてくれる一品で、こちらも同じく好印象でしたよ。所詮、ビジネスクラスなので、あまり手の込んだ料理ではなく、日本人に親しみがあって、見てすぐ分かるような料理の方が、食事をする側からすると、人による温度差が小さくて済むような気がします。
洋食についても同様の傾向でした。行きの料理は、冷えたアペタイザーで味わう以前のクォリティでしたし、先のレビューでは触れませんでしたが、フォークとナイフもメチャメチャ冷たく、正直驚いてしまったほどでした。でも、帰りのフライトでは、アペタイザーも常温で、ソコソコ美味しかったですし、肝心なメインディッシュも、直球なハンバーグステーキでしたので、可もなく不可もなしという標準得点な内容でしたよ。それに、パンも普通のロールパンでしたので、ある意味、文句のつけようがないスタンダードな内容。洋食に関しても、ビジネスクラスのレベルでしたら、変な背伸びはせず、ごく普通に、キッチン・レストランで頂くようなメニュー構成にしておいた方が良いような気がしました。
ただ、やはり、アルミホイルは外したうえで、配膳した方が良いと思いますよ。だって、アルミホイルがのったままのプレートって、何だか刑務所で出るような食事(勿論、想像の範囲ですけどねえ。)みたいで、味気ない感じがしませんか?
【座席(シート)】
行きのフライトでは、シップチェンジで787-8でしたので、シートに関しては残念な感じでしたが、帰りのフライトでは、787-9 2-2-2配列の"ANA BUSSINESS STAGGERED"でしたので、座り心地も良く快適なフライトを楽しむことができました。
欲を言えば、横の小テーブルからスライドさせるタイプの大型テーブルは、セットしてしまうと他に逃がす場所がないため、食事中に離席できないのが難点かなあ。後、オットマン下の荷物収納スペースが、もうひと回り広いと良かったかも。
【機内スタッフ】
行きのフライトのレビューでは、随分、失礼な内容を書いてしまいましたが、帰りにフライトでは、チーフパーサーさん(ANAさん的にはこの言い方で合ってますか?)の気配りが良かったこともあって、ビジネスクラスのCAチームは、かなりまとまりが良く、てきぱきした動きで、全体的に好印象でした。
CAさんたちに対する印象の違いって、どの辺りが影響するのかなあ、と考えてみると、はやり笑顔と声掛けのタイミングなような気がします。この辺りはうまく表現できませんが、ファーストクラス、ビジネスクラスいずれも、その空間を明るくしてくれるような応対をしてくれているのか、どうなのか、っていう部分が、全体の印象を大きく左右しているような気がします。とは言え、どなたも一生懸命やってしれているのは確かなので、とどの詰まり、チーフパーサーさんの経験値と力量次第っていうところなのかもしれませんね。
【エンターティメント】
787-9の"ANA BUSSINESS STAGGERED"では、18インチの個人ディスプレイでエンターテイメントを楽しめるので、なかなか良い感じでしたよ。
秋口はJALさんのフライトが多かったので、今回のフライトでは、最新映画に関しては目新しい作品が見当たらず、こういう時は連続ドラマ、ということで、今回は「小さな巨人」を見始めました。このドラマは、全10話構成なので、片道4時間のフライトでは見きれないのですが、なかなか面白かったです。観れなかった分は、どうしようかなあ?(行き帰り合わせて、第7話までは観れたのですが、んんん、残りを観たいなあ。)
ドラマのコーナーを検索していて思ったことですが、なぜ、途中の放映回が、細切れに掲載されているんですようね?例えば、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」 の場合、今回のフライトでは、第5話しか観れずといった感じ。なぜ、第1話目じゃなくて、第5話がぽつりと掲載されているのか不思議でした。
あ、それと、映画やドラマを観ている時に、「免税品を販売いたします。」というダイヤログボックスを表示するのって、何とかなりませんか?
【トイレ・洗面台】
B787仕様のウォシュレット付きトイレでした。
【機材コンディション】
2016年7月にデリバリーされた機体ということで、まだまだ綺麗なコンディションでしたよ。
【空港サービス】
今回は、羽田空港着ということで、我が家としては、それだけでも十二分のサービスだと思っています。余談ですが、これがJAL便ですと、ニノイ・アキノ国際空港を15分ほど早く出発できるのですが、到着地が成田空港ということで、結局、自宅に帰る時間はANA便の方が圧倒的に早いということになります。ですので、ラウンジや機内のサービスに多少の差はあっても、ツーリストにとっては、旅の移動時間がナンボという部分で、利用するエアラインを選択せざるを得ないと思います。
ただ、たまたまだったのかもしれませんが、ニノイ・アキノ国際空港のラウンジ(SKYVIEW Lounge)の男性トイレが故障で全く使えなかったのは残念でした。しかも、受付けの女性がその状況を把握していなくて、何もなかったように案内してくれたところも残念。間借りしているラウンジとは言え、いささかサービスレベル悪すぎだと思いました。
【総合評価】
帰りのフライトでは、空港内のラウンジが残念な状況ではありましたが、肝心な機内でのサービスは、ごく標準的なサービスレベルだったと思います。5スターのレベルだったかと言われると、ま、そこまででは、と思いますけどねえ。
それにしても、機内食、機内サービスいずれも、行きと帰りで、これだけ差があるっていうのは、どうなのかなあ、と正直思いました。これが工場だったら、歩留まりが悪い、という評価なんだと思います。誤解のないように、付け加えておきますと、こういった状況は、個々人の問題ではなく、はやり会社として、全体のサービスレベルが均一になるように、しっかり目配せしたり、顧客の声を幅広くキャッチアップしていないからだと思います。つまり、サービスの出来を、個々のCAさんたちに委ねるのではなく、エアラインとして、どうすれば、サービスが均一になるのかを、特別塗装機や会員の囲い込みのことを考える前に、取り組んだ方が良いのでは、と思った次第です。その点、JALさんの場合は、経営破たんする前までは、相当ひどかったですが、最近は、子会社を含め、どの便に搭乗しても、機内食とCAさんのサービスレベルが、きっちり均一化していると思います。
まず最初に驚いたことは、ウェルカムドリンクがなかったことです。ま、個人的にはなくても良いかなと思っているサービスですが、ビジネスクラスで、ウェルカムドリンクのサービスがないのは、どうなのかなあ。
和食については、行きのフライトが残念な内容だったので、帰りの和食に関しても期待していなかったのですが、口取りのプレートが常温で頂けたことで、随分と好印象でした。恐らく、ANAさんの機内食があまり人気が高くないのは、はやり冷えすぎていることが大きな理由なのでは?と思います。とにかく、行きのフライトで出た口取りのプレートは、冷た過ぎて味がしなかったこともあり、それだけで大きなマイナス評価になってしまいました。主菜の鯖味噌煮は、とっても素朴なメニューではあるのですが、海外旅行で疲れた胃袋を癒やしてくれる一品で、こちらも同じく好印象でしたよ。所詮、ビジネスクラスなので、あまり手の込んだ料理ではなく、日本人に親しみがあって、見てすぐ分かるような料理の方が、食事をする側からすると、人による温度差が小さくて済むような気がします。
洋食についても同様の傾向でした。行きの料理は、冷えたアペタイザーで味わう以前のクォリティでしたし、先のレビューでは触れませんでしたが、フォークとナイフもメチャメチャ冷たく、正直驚いてしまったほどでした。でも、帰りのフライトでは、アペタイザーも常温で、ソコソコ美味しかったですし、肝心なメインディッシュも、直球なハンバーグステーキでしたので、可もなく不可もなしという標準得点な内容でしたよ。それに、パンも普通のロールパンでしたので、ある意味、文句のつけようがないスタンダードな内容。洋食に関しても、ビジネスクラスのレベルでしたら、変な背伸びはせず、ごく普通に、キッチン・レストランで頂くようなメニュー構成にしておいた方が良いような気がしました。
ただ、やはり、アルミホイルは外したうえで、配膳した方が良いと思いますよ。だって、アルミホイルがのったままのプレートって、何だか刑務所で出るような食事(勿論、想像の範囲ですけどねえ。)みたいで、味気ない感じがしませんか?
【座席(シート)】
行きのフライトでは、シップチェンジで787-8でしたので、シートに関しては残念な感じでしたが、帰りのフライトでは、787-9 2-2-2配列の"ANA BUSSINESS STAGGERED"でしたので、座り心地も良く快適なフライトを楽しむことができました。
欲を言えば、横の小テーブルからスライドさせるタイプの大型テーブルは、セットしてしまうと他に逃がす場所がないため、食事中に離席できないのが難点かなあ。後、オットマン下の荷物収納スペースが、もうひと回り広いと良かったかも。
【機内スタッフ】
行きのフライトのレビューでは、随分、失礼な内容を書いてしまいましたが、帰りにフライトでは、チーフパーサーさん(ANAさん的にはこの言い方で合ってますか?)の気配りが良かったこともあって、ビジネスクラスのCAチームは、かなりまとまりが良く、てきぱきした動きで、全体的に好印象でした。
CAさんたちに対する印象の違いって、どの辺りが影響するのかなあ、と考えてみると、はやり笑顔と声掛けのタイミングなような気がします。この辺りはうまく表現できませんが、ファーストクラス、ビジネスクラスいずれも、その空間を明るくしてくれるような応対をしてくれているのか、どうなのか、っていう部分が、全体の印象を大きく左右しているような気がします。とは言え、どなたも一生懸命やってしれているのは確かなので、とどの詰まり、チーフパーサーさんの経験値と力量次第っていうところなのかもしれませんね。
【エンターティメント】
787-9の"ANA BUSSINESS STAGGERED"では、18インチの個人ディスプレイでエンターテイメントを楽しめるので、なかなか良い感じでしたよ。
秋口はJALさんのフライトが多かったので、今回のフライトでは、最新映画に関しては目新しい作品が見当たらず、こういう時は連続ドラマ、ということで、今回は「小さな巨人」を見始めました。このドラマは、全10話構成なので、片道4時間のフライトでは見きれないのですが、なかなか面白かったです。観れなかった分は、どうしようかなあ?(行き帰り合わせて、第7話までは観れたのですが、んんん、残りを観たいなあ。)
ドラマのコーナーを検索していて思ったことですが、なぜ、途中の放映回が、細切れに掲載されているんですようね?例えば、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」 の場合、今回のフライトでは、第5話しか観れずといった感じ。なぜ、第1話目じゃなくて、第5話がぽつりと掲載されているのか不思議でした。
あ、それと、映画やドラマを観ている時に、「免税品を販売いたします。」というダイヤログボックスを表示するのって、何とかなりませんか?
【トイレ・洗面台】
B787仕様のウォシュレット付きトイレでした。
【機材コンディション】
2016年7月にデリバリーされた機体ということで、まだまだ綺麗なコンディションでしたよ。
【空港サービス】
今回は、羽田空港着ということで、我が家としては、それだけでも十二分のサービスだと思っています。余談ですが、これがJAL便ですと、ニノイ・アキノ国際空港を15分ほど早く出発できるのですが、到着地が成田空港ということで、結局、自宅に帰る時間はANA便の方が圧倒的に早いということになります。ですので、ラウンジや機内のサービスに多少の差はあっても、ツーリストにとっては、旅の移動時間がナンボという部分で、利用するエアラインを選択せざるを得ないと思います。
ただ、たまたまだったのかもしれませんが、ニノイ・アキノ国際空港のラウンジ(SKYVIEW Lounge)の男性トイレが故障で全く使えなかったのは残念でした。しかも、受付けの女性がその状況を把握していなくて、何もなかったように案内してくれたところも残念。間借りしているラウンジとは言え、いささかサービスレベル悪すぎだと思いました。
【総合評価】
帰りのフライトでは、空港内のラウンジが残念な状況ではありましたが、肝心な機内でのサービスは、ごく標準的なサービスレベルだったと思います。5スターのレベルだったかと言われると、ま、そこまででは、と思いますけどねえ。
それにしても、機内食、機内サービスいずれも、行きと帰りで、これだけ差があるっていうのは、どうなのかなあ、と正直思いました。これが工場だったら、歩留まりが悪い、という評価なんだと思います。誤解のないように、付け加えておきますと、こういった状況は、個々人の問題ではなく、はやり会社として、全体のサービスレベルが均一になるように、しっかり目配せしたり、顧客の声を幅広くキャッチアップしていないからだと思います。つまり、サービスの出来を、個々のCAさんたちに委ねるのではなく、エアラインとして、どうすれば、サービスが均一になるのかを、特別塗装機や会員の囲い込みのことを考える前に、取り組んだ方が良いのでは、と思った次第です。その点、JALさんの場合は、経営破たんする前までは、相当ひどかったですが、最近は、子会社を含め、どの便に搭乗しても、機内食とCAさんのサービスレベルが、きっちり均一化していると思います。
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