搭乗レビュー
#589 (I438) 中華航空(CI) VS 長榮航空(BR) 私的比較考
- 口コミ投稿者
- westtowerさん
搭乗写真
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総評
ベトナム在住にして最近台湾にハマっております。今回の日本への一時帰国も迷わず台湾経由で。前回はエバー航空を利用、今回はお初となるチャイナエアラインを選択し、両社の乗り比べをしてみたいと思います。
エバーのインプレッション詳細は、以下レビューご参照ください。
#571 (I420) 初エバーにしてプレエコにアップグレード(感謝)
http://flyteam.jp/airline/eva-airways/review/28216
#574 (I423) 復路のエバーもプレエコにアップグレード(多謝)
http://flyteam.jp/airline/eva-airways/review/28406
では、ご一緒にチャイナエアーに搭乗いたしましょう！
【企業概要】
Company Profileはここでは割愛しますが、両社の出自、即ちCIは中華民国空軍 退役軍人が中心となって設立、BRは大手民間海運会社 長栄海運のグループ企業として設立、が際立って異なっておりますので、ハイライトしておきます。
【チェックイン】
Hアイランド 9カウンターを占有してチェックイン業務を行っていました。前回搭乗のBRはAアイランド占有でしたので、カウンター数は粗同数です。CIのSky Priorityの優先カウンターは待ち時間も殆どなく、丁寧な接客でした。
【アライアンス】
CIはスカイチーム（FFP ダイナスティ・フライヤー）、BRはスターアライアンス（FFP インフィニティ マイレージランズ）ですが、出発地ここタンソンニャット国際空港はスカイチーム所属のベトナム航空の総本山、ということで、インフラ面での格差（後述）が垣間見られます。
【ラウンジ】
元々広くはないラウンジスペースにワンワールドとスタアラは異夢同床させられており、席を探すのも一苦労なことも間々あります。一方でスカチーは専用ラウンジでゆったり寛ぐことができるので、この点はCIが優勢です。
【搭乗機・機材コンディション】
B-18316 A330-302
2007年03月 初飛行、同年05月CI登録、機齢9.2歳。大分使い込まれた感はありますが、リノベーション済でしょうか、コンディションや内装に不備はありませんでした。
エンジンは2 x GE CF6-80E1A4
因みに前回のBRの機材は、B-16720 B777-36N/ER
2014年6月 初飛行、同年同月BR登録、機齢1.5年の準新造機
それと比べると、CIのA333は少し見劣りしてしまうかな。
両社の運用中の保有機材は以下の通りです（FlyTeam 航空会社機材ページより）。
CI
B744 33機（ファンは早めに乗っておきましょう）
A333 24機
B738 18機
B773 10機（B-18007 コラボ塗装機は話題のシップ）
A343 6機
A300 B4 2機
Total 93機
BR
B773 23機
A321 20機
B744 14機（Freighter中心）
MD11 6機（Freighter）
A332 6機
A333 5機
MD90 1機 (一応activeとされていますが…)
Total 75機
Passenger Planeに限ればBRの方が機材更新が先行している印象です。
【機内概況・座席（シート）】
前回BRは往路復路共にインボラ・アップグレードされプレミアム・エコノミーがアサインされましたが、今回CIはU/Gなくエコノミーでしたので、シート自体の単純比較はできません。CIのエコノミー席はエコノミーとしては中庸で不満は全くありません。
Emotionallyには、BRのU/Gの計らいは大変有難く恩義を感じます。
【客室乗務員】
CIもBRもきちんとした丁寧な接客の中にフレンドリーな一面を覗かせて（日本語ができる方が多いこともあり）、好感がもてます。
CIのCAさんからは、着席時に名前を呼ばれてのwelcome greetingsとwelcome drinkのサービスがありました。一介のエコノミーのPaxに対してどうして? と思いましたが、ご挨拶されると嬉しいものです。
BRは客室乗務員などサービス部門の教育は全日空を参考にしたそうですが、CIも負けず劣らずのサービス内容でした。
【機内食・ドリンク】
前回のBRは往路復路共にベジタリアンミールを選択（結果的には後悔。詳しくは上記webで）、今回のCIは通常食故これも単純比較はできません。
CIのメニューは以下の通りです。
・Blazed Pork（Chicken Noodleとの2択）& Rice
・白身魚と大根の中華風サラダ
・コーンペーストとタピオカのチェー
・カットフルーツ
上記はエコ食としては不足・不満ありませんが、素材感も味付けも特徴はありません（ビジネスクラスの機内食は、医食同源のもとにメニューが考案されているらしいですが）。
一方 BRはVOMLでしたが、彩り鮮やかで華やかさが感じられました。
【エンターティメント】
フライトマップのみ利用。プログラム内容はノーチェック
【安全性】
この点はBRに軍配が上がるでしょう。CI 140便や120便の一件は記憶に刻まれています。それに対し、BRは目立った事故、特に死者や航空機の全損を出すインシデントは1件も起こしていないことは評価できます。
【レーティング】
SKYTRAXのエアライン・スター・ランキング
CI ★★★★
BR ★★★★★
【その他】
CIの客室乗務員組合は2016年6月24日(金)にストライキを決行。台北・桃園/松山発着の92便が欠航し、2万人超のPaxに影響が及びました。労働者の正当な権利ではありますが、利用者のマイナス評価は免れないでしょう。
エバーのインプレッション詳細は、以下レビューご参照ください。
#571 (I420) 初エバーにしてプレエコにアップグレード(感謝)
http://flyteam.jp/airline/eva-airways/review/28216
#574 (I423) 復路のエバーもプレエコにアップグレード(多謝)
http://flyteam.jp/airline/eva-airways/review/28406
では、ご一緒にチャイナエアーに搭乗いたしましょう！
【企業概要】
Company Profileはここでは割愛しますが、両社の出自、即ちCIは中華民国空軍 退役軍人が中心となって設立、BRは大手民間海運会社 長栄海運のグループ企業として設立、が際立って異なっておりますので、ハイライトしておきます。
【チェックイン】
Hアイランド 9カウンターを占有してチェックイン業務を行っていました。前回搭乗のBRはAアイランド占有でしたので、カウンター数は粗同数です。CIのSky Priorityの優先カウンターは待ち時間も殆どなく、丁寧な接客でした。
【アライアンス】
CIはスカイチーム（FFP ダイナスティ・フライヤー）、BRはスターアライアンス（FFP インフィニティ マイレージランズ）ですが、出発地ここタンソンニャット国際空港はスカイチーム所属のベトナム航空の総本山、ということで、インフラ面での格差（後述）が垣間見られます。
【ラウンジ】
元々広くはないラウンジスペースにワンワールドとスタアラは異夢同床させられており、席を探すのも一苦労なことも間々あります。一方でスカチーは専用ラウンジでゆったり寛ぐことができるので、この点はCIが優勢です。
【搭乗機・機材コンディション】
B-18316 A330-302
2007年03月 初飛行、同年05月CI登録、機齢9.2歳。大分使い込まれた感はありますが、リノベーション済でしょうか、コンディションや内装に不備はありませんでした。
エンジンは2 x GE CF6-80E1A4
因みに前回のBRの機材は、B-16720 B777-36N/ER
2014年6月 初飛行、同年同月BR登録、機齢1.5年の準新造機
それと比べると、CIのA333は少し見劣りしてしまうかな。
両社の運用中の保有機材は以下の通りです（FlyTeam 航空会社機材ページより）。
CI
B744 33機（ファンは早めに乗っておきましょう）
A333 24機
B738 18機
B773 10機（B-18007 コラボ塗装機は話題のシップ）
A343 6機
A300 B4 2機
Total 93機
BR
B773 23機
A321 20機
B744 14機（Freighter中心）
MD11 6機（Freighter）
A332 6機
A333 5機
MD90 1機 (一応activeとされていますが…)
Total 75機
Passenger Planeに限ればBRの方が機材更新が先行している印象です。
【機内概況・座席（シート）】
前回BRは往路復路共にインボラ・アップグレードされプレミアム・エコノミーがアサインされましたが、今回CIはU/Gなくエコノミーでしたので、シート自体の単純比較はできません。CIのエコノミー席はエコノミーとしては中庸で不満は全くありません。
Emotionallyには、BRのU/Gの計らいは大変有難く恩義を感じます。
【客室乗務員】
CIもBRもきちんとした丁寧な接客の中にフレンドリーな一面を覗かせて（日本語ができる方が多いこともあり）、好感がもてます。
CIのCAさんからは、着席時に名前を呼ばれてのwelcome greetingsとwelcome drinkのサービスがありました。一介のエコノミーのPaxに対してどうして? と思いましたが、ご挨拶されると嬉しいものです。
BRは客室乗務員などサービス部門の教育は全日空を参考にしたそうですが、CIも負けず劣らずのサービス内容でした。
【機内食・ドリンク】
前回のBRは往路復路共にベジタリアンミールを選択（結果的には後悔。詳しくは上記webで）、今回のCIは通常食故これも単純比較はできません。
CIのメニューは以下の通りです。
・Blazed Pork（Chicken Noodleとの2択）& Rice
・白身魚と大根の中華風サラダ
・コーンペーストとタピオカのチェー
・カットフルーツ
上記はエコ食としては不足・不満ありませんが、素材感も味付けも特徴はありません（ビジネスクラスの機内食は、医食同源のもとにメニューが考案されているらしいですが）。
一方 BRはVOMLでしたが、彩り鮮やかで華やかさが感じられました。
【エンターティメント】
フライトマップのみ利用。プログラム内容はノーチェック
【安全性】
この点はBRに軍配が上がるでしょう。CI 140便や120便の一件は記憶に刻まれています。それに対し、BRは目立った事故、特に死者や航空機の全損を出すインシデントは1件も起こしていないことは評価できます。
【レーティング】
SKYTRAXのエアライン・スター・ランキング
CI ★★★★
BR ★★★★★
【その他】
CIの客室乗務員組合は2016年6月24日(金)にストライキを決行。台北・桃園/松山発着の92便が欠航し、2万人超のPaxに影響が及びました。労働者の正当な権利ではありますが、利用者のマイナス評価は免れないでしょう。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 30K
- 搭乗クラス
- Y
- 区間マイル
- 1,370
- 出発予定時刻
- 10:50
- 搭乗時刻
- 10:35
- 出発時刻
- 10:55
- 飛行高度
- 36,919ft
- 飛行速度
- 917km/h
- 到着予定時刻
- 15:15
- 到着時刻
- 15:17
- 予定飛行時間
- 3:25
- 出発空港 天気・気温
- ☀
- 出発ゲート・スポット
- 19
- 離陸滑走路
- 07L
- 離陸時刻
- 11:15
- 到着空港 天気・気温
- ☁
- 着陸滑走路
- 23L
- 着陸時刻
- 15:10
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