MU536 FUK-TAO-PEK あれっ?MUそんな問題ないじゃん! - 中国東方航空 口コミ・評価

航空会社 中国東方航空

2024年04月16日に撮影された中国東方航空の航空機写真

© T.Sazenさん

中国東方航空は、1988年6月25日に中国民用航空局の企業化...
中国
IATA | ICAO
MU | CES
アライアンス
スカイチーム

搭乗レビュー
MU536 FUK-TAO-PEK あれっ?MUそんな問題ないじゃん!

航空会社
中国東方航空
便名
MU536
ビジネス
搭乗日
2013/12
路線
福岡 → 北京
機体記号
B-2217
機材
Airbus A319-112
総評:3
3ッ星
機内食・ドリンク
3ッ星
座席(シート)
2ッ星
機内スタッフサービス
3ッ星
エンターティメント
2ッ星
トイレ・洗面台
4ッ星
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
メヘンサルの猿さん
アクセス数
1,436
投稿日
2014/01/05

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    搭乗機、B-2217。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    福岡空港国際線、午後の出発案内。噂ど... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    がらがらの午後、福岡空港国際線のサク... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    MU536 / A319のビジネスキ... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    ご当地、青島ビール。グラスが上海航空... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    FUK-TAOの機内食(ポーク&am... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    食器の「中國東方航空」が渋い&... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    韓国南部の上空。九州の冬山よりずっと... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    TAO空港への降下中、山東半島の山並... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    青島空港での一時降機&入国&... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    青島空港の出発エリア(国内線区画)。... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    冬の日没時間ちかく、1時間の国内線T... 続き
  • 写真の種類:機内食・ドリンク
    中国茶。もちろん、さすがです。
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    氷点下のPEKは沖止めでした。ひたす... 続き

総評

世間、すくなくとも住んでいるバングラデシュの日本人組のなかでは「安かろう悪かろう」の代名詞に近い中国東方航空。しかも、冬の大気汚染まっただ中の北京行きです。11月に発券したときの記憶があいまいなのですが、万が一のときのリスクを避けるため(飛んでみれば同じなのに)と、マイル単価を計算した結果(笑)、ビジネスクラスを選んだような。FUK-PEK(TAO経由)、片道ビジネスのボトム(Iクラス)で、当時4万6千円ほどでした。
 
福岡空港のチェックインは、同じ島でCZ広州便(15:40発)の受付開始・荷物検査待ちの列ができていました。じつは先発(14:40発)のMU、かつ手荷物だけの自分は列に並ばなくともよかったようで、無為に列におること10分、ようやく気づいたのでした。いやー、告知が検査機の横にしかないんてすもの(←手荷物だけで国際線に乗るのがレアなのか?)。MUカウンターに誰もいなかったのは、自分がしめきりぎりぎりに行ったからのようです。日航スタッフ担当のチェックイン自体は、もちろん丁寧&スムーズに完了です。  
 
全然フライトと関係ないのですが、その広州行きに乗る中国の若い女の子が、手荷物検査場の手前で、見送りの日本人のおばちゃんとふたり号泣してまして。留学からお国に帰るところかなあ。年末だなあ。こういうのを目にすると、とても弱い私です(笑)。
   
ラウンジも日航、サクララウンジがアサイン。このラウンジは小さく、午前の出発ラッシュ時には自社便が一切ないにもかかわらずごった返します。ただ、午後のこの時間帯はガラガラで、飲み物取りにゆくときも気兼ねなしでした。あの井村屋の肉まんあんまんが保温機のまま置いてあったのと、WIFIパスワードのカードが半ペラではなく、きちんとラミネートされたプレートで複数枚準備されていたのは、細かいながらも日系らしい心配りを感じました。海外、しかもバングラデシュなどというサービス業発展途上国に住む身ゆえ、日本流サービスの機微に、よく気づけるようになります。
    
この日の機材は、遅延なく到着していたようです。レジ番B-2217は、2001年新機登録の新しくはないA319ですが、コンディションは上々でした。ただ今回は、機材最前列(6L)までしか入っていませんので、うしろのほうはアレかもしれない。…と邪推させてしまうあたりが、各種レビューで底点をさらうMUさんの泣きどころですね。なお、シートはごく一般的な近距離用シート。ほつれやよごれ、ゆがみはありませんでしたが、個人用モニターはなく、背中と座面のバランスのせいでしょうか、お尻との相性も悪く、けっきょく「所詮MU」といった点もありました。
     
8席のCクラスキャビンは、中国へ戻る在福ご夫妻と自分の計3人だけ。客室乗務員のお姉さんは専任で2人と余裕ありましたので、いくらMUとはいえ、さすがビジネス席のサービスでした。英語もお上手でしたし。名簿で日本人とわかったからでしょうか、新聞は日本語三紙が座席に入れてあり、しかも「西日本スポーツ」まであって、ホークスファンの愚生、歓喜(笑)。
  
この日は、定刻より早発の幸先よさでした。早すぎて、英語版の安全ビデオが滑走路端入り時点で中断、水平飛行に移って再開という衝撃の展開(笑)。笑えないけど。
   
道中は揺れることなく、韓国の真冬の枯れ山を横切り、山東半島へほぼ直線で飛びました。経由地青島空港は北からのアプローチでR/W17。南風のせいか、青島はかなり霞かかっていました。最終目的地はPEKですが、ここで中国系キャリア名物、途中地降機&入国手続きとなります。TAOの建物、大きくて新しいけど、ほとんど照明切で暗かったなあ。イミグレ手前の体温検査で見事ひっかかるし…。
   
なお、検査&保健スタッフ氏の聞き取りで20分ほど足止めされても、MUの地上係員さんはきちんと待っていてくださり、その後はスムーズに国内線出発検査エリアまで進めました。イミグレのおじさんも日本語交えて親切だったし、ひとの面では恵まれたフライトだったと思います。今回は、客室乗務員さんはTAOで交替だったようです。離陸前の脚の組みかたでわかりました(そもそも組んでていいのか・笑)。
    
お食事は、約2時間のFUK-TAO、1時間強のTAO-PEKともに、ワンプレートながらホットミールで楽しめました。中国茶もさすがのお味です。おかわり何杯もいただけました。なお、福岡搭載(のはず)のお寿司は「寿司のような固い何か(笑)」。かのロイヤルのケータリング(のはず)も、機内調理の結果がすべてなのでしょうか。いっぽうで、両区間とも「ポーク&中華麺」または「魚」のチョイスができたのは、予想以上でした。本レビューの執筆も念頭になく、ポークに二回とも飛びついたことをお詫びします。小生在住のバングラデシユ、ムスリム大多数で、豚さんがいないのです…。
 
大都会大北京の大夜景をながめつつ、PEK空港は中央のR/W36Rへ着陸し、ストップは沖止め(808番)でした。ビジネス搭乗客用のバスでひたすら走って、ようやく定刻近くとなる好具合です。ただし、件の在福中国人ご夫妻がぼやいたとおり、ひたすら出口まで歩く第二ターミナルの建物構造は、なかなか不具合であります。
        
心配していた大気汚染はまったく感じられず、到着の宵の口から翌朝も快晴の北京でした。あとで聞けば、晩の強い北風で、きたない空気が一掃された日だったそうな。早発早着のフライトといい、北京の空気のきれいさといい、あと味はまったく悪くない、自身初のMU搭乗でした。なお、大切にもちかえった西スポ紙は、北京某施設の警備のお兄さんに満面の笑みで懇願され、あえなく贈呈。中国ではスポーツ紙が物珍しいのか?(笑)
 
 
 
 
 
 

フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
6L
搭乗クラス
C(I)
区間マイル
895
出発予定時刻
1440
搭乗時刻
1417
出発時刻
1432
到着予定時刻
1815
到着時刻
1807
予定飛行時間
2:00+1:00
出発空港 天気・気温
出発ゲート・スポット
57
離陸滑走路
16
離陸時刻
1448
到着空港 天気・気温
到着ゲート・スポット
808
着陸滑走路
36R
着陸時刻
1800
メモ
FUK-TAO: 601マイル(予定2h00m) + TAO-PEK: 342マイル(予定1h00m)。 ------------------------- TAO: 着陸R/W17 (LANDED@15:49)、GATE-8: STOP@15:54 TAO: DOOR CLOSE@16:38、PUSH-BACK@16:40、離陸R/W17 (TAKE-OFF@16:48)

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