搭乗レビュー
中国の国内線 その27 空の渋滞で遅れ
搭乗写真
総評
久しぶりに、フライトの大幅遅延を経験した。理由は「流量控制延誤」日本語で言うと、空の渋滞による遅れとのこと。
南京出張で仕事も順調に完了し、フライトは17:20発の瀋陽行きだが、早めに空港へ行って写真でも撮ろうと2時間前にチェックイン。搭乗開始は出発予定時刻の30分前16:40が指示されていた。
ところが、機材の到着が遅れて、本来搭乗する時間になって前の便が到着。さあ機内の掃除が終われば搭乗か、と思って搭乗ゲートの所から見ていたら、操縦席の電気が消灯、ボーディングデッキも機体から外されてしまった。ゲートの受付に聞いても、「もうすぐ、搭乗します。しばらくお待ちください。」としか答えない。さらに、出発時間近くになって、ゲートで夕食引換券を配り始めた。これは「相当時間遅れますから、夕食でも食べて時間をつぶして下さい。」のサイン。このころの時間になると、そこらじゅうのフライトが遅延の放送がされ、遅れたフライトが多すぎて、夕食をとるに、数少ない搭乗ロビーの食堂はどこも満員状態になった。
19:00ごろ出発状況を表示する盤では、出発が当日予定されている便、遅れた便を含めて44便の内、28便が遅れが表示されていた。出発が深夜の便はこれから遅延の表示がされるのでこのころの出発便はすべて遅れになっていた。到着はたまにあるが、出発便は見当たらない。運行状態はいわゆる「空の渋滞」。
空の渋滞は、自然渋滞なのか、その原因は最後まで説明されなかった。中国でこのような場合よく言われているのは、軍による空路が制限されたために渋滞が発生。または、自分の想像では、台風が台湾に近づいているため、空路が制限を受けた渋滞かもしれない。これだけ大きな渋滞なら、渋滞の発生理由もわかりそうに思うが、理由もいつごろ回復するかもアナウンスはなかった。人為的なものか、自然災害のためか、自分なりにいつ頃搭乗できるかを考えるだけで気分は落ち着くと思うのだが・・・・。
なにしろ出発しないのだから、ロビーはだんだんと人の数は増え、待合室の椅子の数より乗客の数の方が多くなって、座れない人は右往左往の混雑。いつまでたってもカウンターに聞いても何も情報がなく、いつごろどうなるの説明もなくイライラは増大していった。
20:00ごろになると、「××便の乗客はホテルを用意しているので、移動してください」との放送も流れ、ひょっとしたら今夜は帰れないのではと不安は最高潮になった。
これだけ大掛かりに遅れが発生すれば、日本だったら、マスコミ報道の対象になるのではと思い、中国の人はよく黙っていると感心。
21:00ごろになって、搭乗は21:30に搭乗開始になると、やっと放送があり、搭乗開始。中国ではよくあることだが、離れ離れの席になると席を変わってもらう交渉をその場で行う。遅れに遅れているので乗客も気が立っていたのであろう。中年女性がいきなり、座っていた男性に、席が違うと大権幕で怒り出した。そんな大声を出して怒らなくてもいいのにと思うほどの大声を出して怒っていた。CAもなだめようとするが、おさまらない。結局、男性が自分の席にスゴスゴともどっていった。乗客全員がイライラ状態。
放送が徹底しないのか、乗客を待たせすぎためか乗客の集合が悪い。22:05やっと動き始め、22:20実に5時間遅れで離陸した。上昇途中から雲の中。気流が安定せず揺れが大きいが、その中でドリンクと夕食サービス開始。あいにくとビールがない。
今回の事件でお客様対応での問題は、お客様への情報が何も与えられなかったこととロビーで待っていると何もすることがないので、いろいろ考えて、ますますイライラすることだ。家に連絡しようにも、いつ帰れるかも言えない。中国の国内線の場合、安くてそれなりに合理的でいいのだが、いったん事件が起こるとサービスどころではなくなる。こんな事件が起こった場合、中国語の放送が理解できないと、取り残されるのではともっと心配になってくる。
瀋陽到着は23:55、4時間45分遅れ。いつものように、満席。お疲れ様でした。
南京出張で仕事も順調に完了し、フライトは17:20発の瀋陽行きだが、早めに空港へ行って写真でも撮ろうと2時間前にチェックイン。搭乗開始は出発予定時刻の30分前16:40が指示されていた。
ところが、機材の到着が遅れて、本来搭乗する時間になって前の便が到着。さあ機内の掃除が終われば搭乗か、と思って搭乗ゲートの所から見ていたら、操縦席の電気が消灯、ボーディングデッキも機体から外されてしまった。ゲートの受付に聞いても、「もうすぐ、搭乗します。しばらくお待ちください。」としか答えない。さらに、出発時間近くになって、ゲートで夕食引換券を配り始めた。これは「相当時間遅れますから、夕食でも食べて時間をつぶして下さい。」のサイン。このころの時間になると、そこらじゅうのフライトが遅延の放送がされ、遅れたフライトが多すぎて、夕食をとるに、数少ない搭乗ロビーの食堂はどこも満員状態になった。
19:00ごろ出発状況を表示する盤では、出発が当日予定されている便、遅れた便を含めて44便の内、28便が遅れが表示されていた。出発が深夜の便はこれから遅延の表示がされるのでこのころの出発便はすべて遅れになっていた。到着はたまにあるが、出発便は見当たらない。運行状態はいわゆる「空の渋滞」。
空の渋滞は、自然渋滞なのか、その原因は最後まで説明されなかった。中国でこのような場合よく言われているのは、軍による空路が制限されたために渋滞が発生。または、自分の想像では、台風が台湾に近づいているため、空路が制限を受けた渋滞かもしれない。これだけ大きな渋滞なら、渋滞の発生理由もわかりそうに思うが、理由もいつごろ回復するかもアナウンスはなかった。人為的なものか、自然災害のためか、自分なりにいつ頃搭乗できるかを考えるだけで気分は落ち着くと思うのだが・・・・。
なにしろ出発しないのだから、ロビーはだんだんと人の数は増え、待合室の椅子の数より乗客の数の方が多くなって、座れない人は右往左往の混雑。いつまでたってもカウンターに聞いても何も情報がなく、いつごろどうなるの説明もなくイライラは増大していった。
20:00ごろになると、「××便の乗客はホテルを用意しているので、移動してください」との放送も流れ、ひょっとしたら今夜は帰れないのではと不安は最高潮になった。
これだけ大掛かりに遅れが発生すれば、日本だったら、マスコミ報道の対象になるのではと思い、中国の人はよく黙っていると感心。
21:00ごろになって、搭乗は21:30に搭乗開始になると、やっと放送があり、搭乗開始。中国ではよくあることだが、離れ離れの席になると席を変わってもらう交渉をその場で行う。遅れに遅れているので乗客も気が立っていたのであろう。中年女性がいきなり、座っていた男性に、席が違うと大権幕で怒り出した。そんな大声を出して怒らなくてもいいのにと思うほどの大声を出して怒っていた。CAもなだめようとするが、おさまらない。結局、男性が自分の席にスゴスゴともどっていった。乗客全員がイライラ状態。
放送が徹底しないのか、乗客を待たせすぎためか乗客の集合が悪い。22:05やっと動き始め、22:20実に5時間遅れで離陸した。上昇途中から雲の中。気流が安定せず揺れが大きいが、その中でドリンクと夕食サービス開始。あいにくとビールがない。
今回の事件でお客様対応での問題は、お客様への情報が何も与えられなかったこととロビーで待っていると何もすることがないので、いろいろ考えて、ますますイライラすることだ。家に連絡しようにも、いつ帰れるかも言えない。中国の国内線の場合、安くてそれなりに合理的でいいのだが、いったん事件が起こるとサービスどころではなくなる。こんな事件が起こった場合、中国語の放送が理解できないと、取り残されるのではともっと心配になってくる。
瀋陽到着は23:55、4時間45分遅れ。いつものように、満席。お疲れ様でした。
フライトログ
搭乗の詳細データです。
- 座席番号
- 45B
- 搭乗クラス
- エコノミー
- 区間マイル
- 1,174km
- 出発予定時刻
- 17:20
- 搭乗時刻
- 20:30
- 出発時刻
- 21:05
- 飛行高度
- 9,370m
- 飛行速度
- 945km/h
- 到着予定時刻
- 19:20
- 到着時刻
- 24:00
- 予定飛行時間
- 2時間
- 出発空港 天気・気温
- うす曇
- 出発ゲート・スポット
- 17
- 離陸滑走路
- 07
- 離陸時刻
- 21:20
- 到着空港 天気・気温
- 雨
- 到着ゲート・スポット
- 115
- 着陸滑走路
- RW24
- 着陸時刻
- 23:55
- メモ
- ①搭乗-到着:分、②離陸-着陸:分、③正味飛行の割合:%
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