Rating: 5
Author: goma

航空会社エバー航空 (EVA Air)

国: 台湾
IATA | ICAO: BR | EVA
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.11 [385件]
アライアンス: スターアライアンス

搭乗レビュー
GS600ノット超で早着。エヴァ航空４便利用の第1レグ台北に向かいます

航空会社: エバー航空
便名: BR72
ビジネス

搭乗日: 2024/01
路線: ミュンヘン → 桃園(台北)

機体記号: B-17881
機材: Boeing 787-9

総評：5: 5ッ星

機内食・ドリンク: 5ッ星
座席（シート）: 4ッ星

エンターティメント: 3ッ星
インターネット環境: 4ッ星

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 5ッ星

地上サービス: 3ッ星
コストパフォーマンス: 4ッ星

口コミ投稿者: gomaさん

アクセス数: 1,174
投稿日: 2024/02/03

総評

8年ぐらい前にミュンヘンから台北まで利用した際はバンコク経由で移動したのですが近年ミュンヘンからは台北にはエヴァ航空の直行便が開設されました。スポッティングで初便の写真はアップしてあります。今回はその便を利用して台北に向かいました。エヴァ航空はサービスに定評があり以前も数回利用したことはあるのですが今回もちょっと期待してしまいます。シートの配列は121のコンフィグで1人席は窓側に面した席と通路側に面した席の2種類があり、事前に窓側の1人席を予約していたのですがチェックインの際にシートに不具合があり電源が入らないとのことが伝えられ、通路側の一人席に移動することをになりました。通路を挟んで隣席とは収納スペースを間に介してるので間隔は十分なのですが通路を歩くと寝てる時に人が通路を通過すると床がきしむので僕はいつも窓側を好み指定します。搭乗するとCA さんがすぐにやってきてウェルカムドリンクとおしぼりを持ってきてくれます。次にチーフパーサーが挨拶に現れます。事前に予約していた食事の注文の確認と飲み物の注文を取りに来てくれます。今回の利用機材は B787ドリームライナーの900型さんでまだ5歳。まだ若い機体です。定刻10分遅れでチョックアウトし西風運用の滑走路26 L に向かいます。離陸後はレベルオフすると飲み物、暖かいおしぼりが配られます。ワインの選択は赤白 2種類とシャンペンからの選択でいつも通り白ワインを頼みます。食事のメニューはプレリュードオードブルスープサラダメイン料理デザートと続きます。サービスと料理の質はカタール航空に匹敵するほど素晴らしく、デザートは甘いものを持ってきた後にわざわざ別のお皿で果物を提供するという念の入りようでした。他社の C クラスではどちらか1方の選択です。食後には再び暖かいおしぼりが配られ照明が落とされます。ドリームライナーの良いところは窓のシェーダーが集中管理されてるのでキャビンの照明が落とされる際にどこかの一つ窓が開いていてキャビン全体が明るくなる問題が起きずキャビン全体が真っ暗くなります。天井には LED が星を模して配置してあり綺麗なLED の星が見ることができます。搭乗前にナビグラフの SIMブリーフというシマー御用達のサイトを使い実際の気象情報とジェプソンチャートを使いほぼリアルなフライトに近い飛行計画を作成し、ルート上のfix通過時の上空の予想高層風向風力を実際のエアショーで表示されてるデータと比較してたのですがかなり酷似しており、特に東向きのジェット気流が180ノットを超えると予想にあった箇所インドの西方の上空のフライトレベル380ではエアショーによる表示でデータでは地上速度600ノットを超え超えていました。作った飛行計画の予想とほぼ一致しました。時速にすると約1100km 毎時。ほぼ音速ということもあり台北には30分ほどの早着になりました。このサイトは有料ですが作られた飛行計画はsimmer用ですが実際の飛行と比較してデータは酷似しており最新のジェプソンチャートで STARやSIDも確認できるので今後のフライトには欠かせないツールになりました。台北到着2時間前には食事のサービスが始まり中華のお粥をもらいます。ここでも2回目の食事の後にわざわざ別のお皿に果物のデザートを持ってきてくれる Cクラスは初めてでした。到着後も手荷物はすでにコンベアの上に回っており欧州では考えられないアジア的サービスを体感でき思った通りの素晴らしいユーザー体験だったので、今後予定の複数のフライトにも期待をしてしまいます。ということで明日はエヴァ航空でソウルに向かいます。