航空会社 フィンエアー(フィンランド航空)
- 国
- フィンランド
- IATA | ICAO
- AY | FIN
- メンバー評価
- 搭乗レビュー 3.99 [282件]
- アライアンス
- ワンワールド
搭乗レビュー
AY074 NRT-HEL
- 口コミ投稿者
- finlanderさん
搭乗写真
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出発4日前のシートマップ。フルフラッ... 続き
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成田空港ターミナル2,ゲート61。こ... 続き
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離陸直後のリフレッシュメント。ファン... 続き
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離陸後の昼食はマグロの竜田揚げ,お気... 続き
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一食目の後,機内消灯前のCコンのよう... 続き
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自席41Aからの目線。カーテン近くの... 続き
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足先にキャリーバッグを置いてフットレ... 続き
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着陸前の軽食。ほうれん草が練り込んで... 続き
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そろそろ着陸準備に入ろうかというタイ... 続き
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ヘルシンキへ向け降下してます。
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ヘルシンキ市街が見えた!真ん中が中央... 続き
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到着!お隣は30分ほど先着していたJ... 続き
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41A席前方スペース。
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41A/C。パソコン電源は緑色のライ... 続き
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エコBコン,降機時に撮影。
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ヘルシンキ空港にて。長距離フライトお... 続き
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航空ファンでなくてもカメラを向けたく... 続き
総評
昨年(2014年)夏の搭乗記で恐縮です。
フィンランドに長く住みその気候に慣れると,7月の中旬にはもう日本が暑くてたまらなくなり,一時帰国中でも早くフィンランドに帰りたくなります。このときも,よーやく暑さから解放されるとほっとしていた記憶があります。やはりムギちゃんのように,夏は北欧で避暑に限ります。
この日のフライトは成田で珍しい出来事が発生。いつも必ず使うサテライトの94番ゲートからではなく,メインの61番ゲートからの出発でした。成田発ヘルシンキ行きは20回くらい乗っていますが,ゲートが94以外だったのは今回がはじめて。チェックインのときも,地上係員の方が「今日はいつもとゲートが違いますので」と搭乗券のゲート番号に三回くらい赤ペンで丸を書いて念を押してくださいました。なぜゲートが94でなかったのか,聞けばよかったなぁ。PBBが修理中とかだろうか。
出発一週間くらい前に,フィンエアーのオンラインサービスでビジネスクラスへのアップグレードを申請するものの,空席待ちの扱いとなっておりました。チェックインの段階でも上がらず,ゲートまで結果は持ち越し。搭乗前にビジのシートマップを見てみたら,一席空きがあったので,上がるかな?と期待しつつ搭乗券を読み取り機にかざすとアラームが。ゲートの横に呼ばれて地上係員から言われたのは,「上がりませんでした…」orz。地上業務はJALが請け負っているみたいで,ヘルシンキのフィンエアー本部とのやりとりでいろいろあるみたいですが,ビジに空席があるのに上がらなかったのはこれがはじめてではなく,しかもいつも上がらないのは成田発。なんとかしてほしいものです。。。
そんながっかりなエピソードよりも,良い意味で印象に残る機内サービスを受けられて嬉しかった,というのが今回の本題。足もとの広い座席を確保できたのでまだ良いものの,今日もガチガチ満席のエコ。A330は座席二つにつき電源が一つしかないので,パソコンをする際に電源を確保するにもお隣さんに気を使ってしまいます。やりにくいなぁ,とぼやきたくもなる出だしでしたが,離陸後のスナック配布のとき,比較的若いフィンランド人クルーがプラスαのサービスをしてくれました。ドリンクとしてファンタを頼んだら,ミニ缶を一つあけてついでくれる。ここまでは普通ですが,お礼を言うと「じゃぁもう一つ!」と別のファンタミニ缶をテーブルに置いてくれました。しばらくしたら,ビジの余りのシャンパンをグラスで持ってきてくれて余計驚き。あいにくお酒を飲めないので,感謝だけ伝えてお断りしました。
あと,このフライトでは機内食が当たりでした。一食目の魚はマグロの竜田揚げ。正直,ビジネスの一食目と遜色ないくらいのヒットでした。ビジでいつも同じメニュー出すんだったらこのマグロ出してくれ,とお願いしたくなるくらいのレベル。つけあわせもさすが成田ケータリングで馴染みの味。安心して食べられます。着陸前の軽食はほうれん草が練り込んであるパスタのホワイトソースで,こちらもおいしくいただきました。
フィンエアーはフットレストがないのですが,巡航中にキャリーバッグを足先に置いて,そこに足をのっけて寝てみたらこれがちょうどいい高さで意外と快適。4時間くらいぐっすり寝られました。非常口座席であっても,巡航中であれば足元に何か置いていい…のかな?クルーが黙認してくれていただけなのかもしれないけれど。
ヘルシンキ着陸間際,搭乗機がヘルシンキ市街地上空を飛行したため,市街地が一望できてなかなかの眺めでした。33度の成田から20度のヘルシンキへ到着。やはり夏はこちらが快適です。ほとんどの乗客が降機したあと,機内の写真をおさめて外に出るとマリメッコ塗装のOH-LQDが。航空ファンでない人の興味も引くみたいで,いろんな方が写真を撮影していました。OH-LQDを含むA340の新造機は,今年からデリバリーのはじまるA350が運航を開始するにあたりエアバスが引き取る契約になっているそうで,LQDのマリメッコ塗装を見られるのも長くてあと二年といったところでしょうか。撮影するなら今のうちかもですね。
フィンランドに長く住みその気候に慣れると,7月の中旬にはもう日本が暑くてたまらなくなり,一時帰国中でも早くフィンランドに帰りたくなります。このときも,よーやく暑さから解放されるとほっとしていた記憶があります。やはりムギちゃんのように,夏は北欧で避暑に限ります。
この日のフライトは成田で珍しい出来事が発生。いつも必ず使うサテライトの94番ゲートからではなく,メインの61番ゲートからの出発でした。成田発ヘルシンキ行きは20回くらい乗っていますが,ゲートが94以外だったのは今回がはじめて。チェックインのときも,地上係員の方が「今日はいつもとゲートが違いますので」と搭乗券のゲート番号に三回くらい赤ペンで丸を書いて念を押してくださいました。なぜゲートが94でなかったのか,聞けばよかったなぁ。PBBが修理中とかだろうか。
出発一週間くらい前に,フィンエアーのオンラインサービスでビジネスクラスへのアップグレードを申請するものの,空席待ちの扱いとなっておりました。チェックインの段階でも上がらず,ゲートまで結果は持ち越し。搭乗前にビジのシートマップを見てみたら,一席空きがあったので,上がるかな?と期待しつつ搭乗券を読み取り機にかざすとアラームが。ゲートの横に呼ばれて地上係員から言われたのは,「上がりませんでした…」orz。地上業務はJALが請け負っているみたいで,ヘルシンキのフィンエアー本部とのやりとりでいろいろあるみたいですが,ビジに空席があるのに上がらなかったのはこれがはじめてではなく,しかもいつも上がらないのは成田発。なんとかしてほしいものです。。。
そんながっかりなエピソードよりも,良い意味で印象に残る機内サービスを受けられて嬉しかった,というのが今回の本題。足もとの広い座席を確保できたのでまだ良いものの,今日もガチガチ満席のエコ。A330は座席二つにつき電源が一つしかないので,パソコンをする際に電源を確保するにもお隣さんに気を使ってしまいます。やりにくいなぁ,とぼやきたくもなる出だしでしたが,離陸後のスナック配布のとき,比較的若いフィンランド人クルーがプラスαのサービスをしてくれました。ドリンクとしてファンタを頼んだら,ミニ缶を一つあけてついでくれる。ここまでは普通ですが,お礼を言うと「じゃぁもう一つ!」と別のファンタミニ缶をテーブルに置いてくれました。しばらくしたら,ビジの余りのシャンパンをグラスで持ってきてくれて余計驚き。あいにくお酒を飲めないので,感謝だけ伝えてお断りしました。
あと,このフライトでは機内食が当たりでした。一食目の魚はマグロの竜田揚げ。正直,ビジネスの一食目と遜色ないくらいのヒットでした。ビジでいつも同じメニュー出すんだったらこのマグロ出してくれ,とお願いしたくなるくらいのレベル。つけあわせもさすが成田ケータリングで馴染みの味。安心して食べられます。着陸前の軽食はほうれん草が練り込んであるパスタのホワイトソースで,こちらもおいしくいただきました。
フィンエアーはフットレストがないのですが,巡航中にキャリーバッグを足先に置いて,そこに足をのっけて寝てみたらこれがちょうどいい高さで意外と快適。4時間くらいぐっすり寝られました。非常口座席であっても,巡航中であれば足元に何か置いていい…のかな?クルーが黙認してくれていただけなのかもしれないけれど。
ヘルシンキ着陸間際,搭乗機がヘルシンキ市街地上空を飛行したため,市街地が一望できてなかなかの眺めでした。33度の成田から20度のヘルシンキへ到着。やはり夏はこちらが快適です。ほとんどの乗客が降機したあと,機内の写真をおさめて外に出るとマリメッコ塗装のOH-LQDが。航空ファンでない人の興味も引くみたいで,いろんな方が写真を撮影していました。OH-LQDを含むA340の新造機は,今年からデリバリーのはじまるA350が運航を開始するにあたりエアバスが引き取る契約になっているそうで,LQDのマリメッコ塗装を見られるのも長くてあと二年といったところでしょうか。撮影するなら今のうちかもですね。
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こんにちは。飛行機も常連さんだと扱いが違うんですね。上級ステータスがあると、ラウンジを使えたり、アップグレードできたり、優先搭乗できたりして、かなり優越感があるのでしょうけど、機内でも特別なサービスが受けられるなんて、隣の人に羨ましがられるでしょうね。(羨ましい・・・)
足元に荷物を置いてはいけないのは、タキシング、テイクオフ、ランディングの時だけだと思いますよ。非常口席だと、前に座席がなくて座席の下に収納できないので、すべて頭上に収納しなくてはいけないので、不便に感じることもあるかもしれませんけど、巡航中は足元に置いておけばいいんですよね。
僕の住むバーモント州も、東京が連日30度を超える今日この頃も、10度以下の気温でジャケットを着るほどの日があります。真夏に帰国しようとは思いませんね。(笑)
MaplecroftInnkeeper様
こんにちは,コメントありがとうございます。
自分はフィンエアーのお得意様ですが,クルーからハナクソのように扱われることもありますし(笑),おもてなしを受けてるなぁと感じるクルーに会うのは本当に稀ですよ。そのぶん,そういうクルーに会うとここでレポートしたり,フィンエアーのカスタマーセンターにお礼を言ったりします。
エコノミーの航空券しか買わない自分にとって,もともとはお得意様なんて雲の上の存在でしたが,北欧の会社はもともとの顧客数が少ないためか,案外簡単にお得意様になれました。なってみて,サービスを受けてみると,こんなものかと感じます(笑)。これに正規の金額を払っている人たちが特別なサービスを受けるべきで,自分はそういうのよりも,定時運行してくれればそれでいいと考えるようになりました。元も子もない言い方ですが,ただの移動手段ですからね。
巡航中,非常口に荷物を置いていていつ注意されるかと内心ドキドキしていたのですが,大丈夫そうと知って安心しました。それでも,トイレに並ぶ人や,クルーが押すカートが入れ違いする際に邪魔になるので,気を使ってしまいそうです。
夏は高緯度地域に限りますよねー。昼の時間も長いですし。素敵な夏をお過ごしください!