Rating: 3
Author: xingye

航空会社イベリア航空

国: スペイン
IATA | ICAO: IB | IBE
メンバー評価: 搭乗レビュー 3.50 [48件]
アライアンス: ワンワールド

搭乗レビュー
マドリードからスポッター憧れの地　ギリシャ・ケルキラ島へ

航空会社: イベリア航空
便名: IB3354
エコノミー

搭乗日: 2023/07
路線: マドリード → ケルキラ島

機体記号: EC-NTI
機材: Airbus A320-251N

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 1ッ星
座席（シート）: 4ッ星

エンターティメント: 1ッ星
インターネット環境: 2ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
機内清潔さ: 4ッ星

地上サービス: 2ッ星
コストパフォーマンス: 3ッ星

口コミ投稿者: xingyeさん

アクセス数: 295
投稿日: 2023/09/22

総評

　ケルキラ島は美しい海岸線、透き通った水、ギリシャの雰囲気などでヨーロッパ有数のリゾート地だ。空港は入り江に埋め立てて作られた短い滑走路が 1 本しかない。観光客を載せたホリデーチャーター便やレア機が次々と発着するのを周囲の山の斜面に設けられたホテルや、そのテラスから撮影ができるスポッターにとって理想的なスポットだ。レアな機体を美しい風景の中で撮影できる世界有数の撮影スポットとして欧州ではネットを賑わしており、一度は訪問してみたいと思っていた。

　マドリードバラハス国際空港ターミナル４の搭乗は複雑だ、7月のバケーション・シーズンで大混雑、チェックインは殆どが自動チェックイン機で行き先方面別になっていて、どの方面も長い列ができている。混雑とスペイン語表示でどこの長い列に並んだら良いか分からない。何とか、落ちこぼれた人のための、人がいるカウンターを探して何とかチェックイン。二つに分かれた大きなターミナルで、日本のターミナル駅のような混雑の中、ゲートに到達するのも容易ではなかった。

　定刻通り搭乗、出発。乗客はすべてヴァカンスの観光客、家族ずれ、老若男女のカップル。子供の声も大きく機内はなかなかにぎやかだ。

　飛行ルートは、マドリードから南へヴァレンシア付近で地中海上空へ出る。ここから、バレアレス諸島、サルデーニャ島上空を島伝いに西へ一直線、イタリア半島ナポリへ。イタリア半島は地図通りの地形で感激。イタリア半島を靴で言えばかかとの部分にそって南下、かかとの先端から着陸体制をとり、アドリア海を越えればケルキラ島へ到着。2000km、2時間45分のフライトだ。

　窓からのケルキラ島は、ネットで見た通り、入り江を埋め立てた滑走路に向けて降下すると、入り江に海上の修道院の下に見えて、斜面のレストランテラスを見ながら着陸した。着陸と同時に機内からは歓声と拍手。短い海上の滑走路（2370ｍ）へのスムーズな着陸した機長への賞賛なのであろう。

　飛行機から降りる時は前後のトビラ両方を使い降りた。タラップを使っての乗降のため後ろ扉からもおりられるのであろう。ターミナルは、乗客が行きかう場所は平屋建てのこじんまりしたターミナル。EU内の移動なので国内線と同じようにパスポートコントロールもなく制限区域から出ることができた。駐機場には、噂通り、ヨーロッパ中の珍しいエアラインが駐機している。午後の撮影でどんなエアラインが飛来するか楽しみだ。

　
　