悪条件でもベストを尽くすスタイル - アイベックスエアラインズ (IBEX) 口コミ・評価

この日、石川県への帰省ルートとして、福島県と宮城県を結ぶ阿武隈急行線を経由するルートを思いついた私は、帰省旅行の締めくくりとして、仙台空港から小松空港で思い切ってアイベックスエアラインズを利用してみようと思いました。初めて利用する空港で初めて利用するエアライン、さらに台風の接近・通過による悪天候が予想されたフライト。そのうえ、使用機材の到着遅れにより到着が50分も押してしまいました。

【機内食・ドリンク】
機内食については提供する設定がありませんが、飛行中のドリンクは提供されることとなっていました。この日は気流の乱れが予想されたため、温かい飲み物は提供せず、冷たいもののみ提供ということに。グループ社であるJDL IBEXの紙コップに入れられたドリンクが提供されました。

【座席（シート）】
アイベックスエアラインズの主力機材は、ご存じの通りCRJ。天井や機体断面は外から見たとおり狭い印象ですが、シートピッチについては思っていたほど窮屈さを感じませんでした。ただ、私が今回利用した機材では、4Aおよび4Bの席が使用禁止となっていました。フライトにはなんら影響しませんでしたが。

【機内スタッフ】
前述のとおり悪天候のため、機内サービスは一部を省略した形で行われました。使用機材到着遅れも重なって、乗務員の皆さんの放送はほとんど謝罪、ということになってしまいました。アイベックスエアラインズや全日空のみを持ち上げるつもりはありませんが、それでもこのような状況における対応の丁寧さ・真摯さには一目置くものを感じずにはいられませんでした。

【機材コンディション】
搭乗機材はJA12RJ、導入はことし6月と、同社で最も最近受領した機材です。それゆえに機体に目立った疲労感等は見られませんでしたが、前述した4A/4Bの座席故障と思われる部分だけが気になりました。

【総合評価】
使用機材遅れ、悪天候、4Aおよび4Bのお客様への座席移動対応など、少しトラブルが多い状況下に思われますが、決して乗客に対する態度をおろそかにせず、この会社への個人的な評価がとても高まったフライトであったように思います。自分自身が久々のフライトである満足感を差し引いても、「また利用したい」と思えるような気持ちになるフライトをさせていただけたと思います。

搭乗の詳細データです。

座席番号

3A

搭乗クラス

エコノミー

出発予定時刻

16:40

搭乗時刻

17:20

出発時刻

17:30頃

到着予定時刻

17:45

到着時刻

18:41

出発ゲート・スポット

7番

離陸滑走路

27

着陸滑走路

24