Rating: 5
Author: きつね

航空会社 JAL (日本航空)

第2次大戦後の1951年8月1日設立。1951年10月25日...

国: 日本
IATA | ICAO: JL | JAL
メンバー評価: 搭乗レビュー 4.08 [8,368件]
アライアンス: ワンワールド

搭乗レビュー
中部国際空港への最終運航日のJA703J(往路)

航空会社: 日本航空
便名: JL200
エコノミー

搭乗日: 2023/10
路線: 中部(名古屋) → 羽田(東京)

機体記号: JA703J
機材: Boeing 777-246/ER

総評：5: 5ッ星

機内食・ドリンク: 無評価
座席（シート）: 5ッ星

エンターティメント: 2ッ星
インターネット環境: 5ッ星

機内スタッフサービス: 5ッ星
機内清潔さ: 5ッ星

地上サービス: 無評価
コストパフォーマンス: 5ッ星

口コミ投稿者: きつねさん

アクセス数: 253
投稿日: 2023/10/31

総評

日本航空に最後まで残った777-246ER、JA703J。
その最後の中部国際空港への運航日にマイルを使って乗りに行きました。

2021年3月末をもって国内線機内オーディオサービスを終了したことにより、一部機材を除いて備え付けの機内エンタテインメントが無くなり、（国内線では）JALはフルサービスキャリアではなくなりスカイマークと同じくミドルコストキャリアとなりました。
その一部機材が個人用画面のあるA350と787ですが、この777-246ER（予約画面などでは【772　国際線仕様機材】）もA350や787と並んで数少ない『フルサービス』提供、機体備え付けの機内エンタテインメントのある機材です。
今後二度と国際線へと戻さない故に、きっちりと機内エンタテインメントが国内線仕様に改修されているからです。
逆に2021年4月以降、他のJALの国際線仕様機材が国内線に入ればもう悲惨、Wi-Fi含めて機内エンタテインメントが一切無い『運賃高いだけのLCC』『JALという名のLCC』になってしまいます。
同年3月まではMAGIC-Ⅰ〜-Ⅴは、映画やゲームの無いオーディオのみの『国内線モード』が実装されており、国内線に入ればオーディオのみの機内エンタテインメントでした。国内線機内オーディオサービス廃止に伴い、機内エンタテインメントが国内線ではWi-Fi含めて機内エンタテインメントが一切無い『運賃高いだけのLCC』『JALという名のLCC』と化けるようになりました。

この便は短距離便なので通常のドリンクサービスは無し。希望者にはミネラルウォーターが配られました。

この日は中部国際空港定期便運航最終日ともあって、カメラを抱えた旅客機ファンの方々が多数搭乗していました。
機内アナウンスの内容や、到着後に旅客機ファン各々が機内を撮影できるように配慮されるなど、機内エンタテインメントといったハード面は全くダメになってもソフト面は相変わらず最高なのが日本航空でした。