中国から東南アジアへ -1 初めてのNokScoot - ノックスクート 口コミ・評価

航空会社 ノックスクート

2020年02月10日に撮影されたノックスクートの航空機写真

© ニコニコニコンさん

2014年、運航を開始。新型コロナウイルスの影響から2020...
現在運航されていません。運航していた当時の情報です。
タイ
IATA | ICAO
XW | NCT

搭乗レビュー
中国から東南アジアへ -1 初めてのNokScoot

航空会社
ノックスクート
便名
XW077
プレミアムエコノミー
搭乗日
2016/08
路線
瀋陽 → ドンムアン(バンコク)
機体記号
HS-XBA
機材
Boeing 777-212/ER
総評:4
4ッ星
機内食・ドリンク
無評価
座席(シート)
4ッ星
機内スタッフサービス
3ッ星
エンターティメント
無評価
トイレ・洗面台
無評価
機材コンディション
4ッ星
地上サービス
3ッ星
口コミ投稿者
xingyeさん
アクセス数
834
投稿日
2016/09/10

搭乗写真

  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
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    席は、前方のプレミアム席で、Scoo... 続き
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    プレミアム席も一番前のビジネスとの隔... 続き
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    LCCのため、機内エンタメのモニター... 続き
  • 写真の種類:座席(シート)
    さすがにビジネス席には乗客は少ない。... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    離陸直後の、瀋陽付近の高速道路。天気... 続き
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    瀋陽では、北へ向けてRW6から離陸。... 続き
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    着陸約1時間前、ベトナム、ハノイの西... 続き
  • 写真の種類:機窓・風景
    着陸10分前。地上を見ると、タイ独特... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ドンムアン空港では、タイ・ライオン、... 続き
  • 写真の種類:搭乗時の写真一般
    ドンムアン空港の問題はイミグレーショ... 続き

総評

 中国では、よほど豊かになったとみえて、海外旅行がブーム。日本へ行くと、爆買いツアーになるが、日本だけでなく、東南アジアへも、多くの観光客がおしかけている。瀋陽からも、タイのバンコック・ドンムアン空港まで、NokScootが週3便B777で直行便を運行している。今回、この便を利用してタイとマレーシアへ撮影旅行に行ってきた。タイへは、この他にもタイエアアジアXが週2便A330で運行しており、大型機材で計5便、乗客数としては日本行きより多いかもしれない。

 NokScootが良い所は、LCCで価格が安い事。今回はプレミア席で日本円で4万強。普通席だと3万円台で往復ができる事。瀋陽から行きは、出発が10時半で2時半にはドンムアン空港に着。帰りは、深夜2時半発で朝8時半には瀋陽着となる。帰りが、時間的に苦しいが、5時間のフライトで気楽にタイへ行ける。

 機材は大型のB777のため、チェックインは、乗客が集中して大混雑。早めに空港にいったが、団体客が何組も入って、チェックインの列は、なかなか前に進まない。手荷物は、スーツケースが一個あって、有料かも、と心配したが、OK。搭乗は9:55。LCCではあるが、通常のゲートブリッジを使用した国際線からの普通の搭乗だった。

 NokScootの座席はビジネスと、プレミアムでSilentと称する席と、エコノミーには座席ピッチの差で3種類、計5種類あり、微妙に料金が異なる。今回、搭乗したのはSilent。エンジン位置より前方のピッチが広い席だ。第一印象は、広いこと。広胴のB777で、3-4-3の座席で、かつ、ピッチが広く、圧迫感はまったく感じなかった。更に自分の座席は、ビジネスとの隔壁の一番前だったので、なおさら余裕があり、足をのばしてもまだ余裕がある位だった。

 搭乗率は、SilentSeatで約90%。エコノミーは満席。偶然隣の席が空席だったので、これまた快適。

 座席の色は、Scootのイメージカラーの黄色。室内も明色で統一され、明るく、汚れも見えず、清潔感があり気持ちよかった。窓ガラスの汚れ、キズも無く、機内から地上はよく見ることができ、清潔感があった。シート周辺の清潔感は、窓ガラスの綺麗差に表れると思っているが、その点では、十分に合格点だ。

 食事、ドリンクはLCCのため有料。CAはイメージカラーの黄色の制服で、ネットで予め注文があったメニューを配ったり、新たな注文をとったりで動きもテキパキしていた。座席ポケットのパンフレットを見ると、メニューは、かなり豊富。固定されたメニューで、メニューを期待しながらを食べるのも良いが、好みに合わせ、注文するのも、合理的で満足感がある。食事がなく、好きなものを注文するLCC式も、メニューの種類が多ければ、マイナス要因にはならないと感じた。一部だが、チャーハン200THB、テリ焼きチキン200THB、牛肉パスタ200THB、ホットドック150THB、コーヒ70THB、茶70THB、ビール120THB・・・・(1バーツ約3円)

 機内放送はタイ語と中国語、英語。英語も発音が分かりやすかったので問題は感じなかった。

 LCCなので当然、ビジネスでもモニターは一切付いていない。安全放送もCAが実演するタイプだが、かえって現実感を感じた。LCCと割り切れば、エンタメビデオが無いのは気にならない。かえって、中途半端に誰も見ていないビデオを放送しているよりスッキリする。

 音も少なく、揺れもなし、一寝入りしたら、もうベトナム上空。飛行時間5時間は、すぐに過ぎてしまった。

 問題は、LCCの乗客が激増したドンムアン空港のイミグレ通過に時間がかかること。限られたイミグレの窓口に、便が集中して、乗客は長蛇の列。海外旅行に慣れない団体客が多いので、よけい時間かかっているようだ。通過時間は、安全をみて、1時間はかかることことを覚悟しておいた方が良いだろう。

 一般的に、イミグレ通過時間と手荷物の受け取り時間を比較すると、手荷物がなかなか出てこない方が多いが、今回は、逆だった。やっとイミグレを通過し、手荷物を受け取りに行った時には、自分の便の手荷物は、すでに出終わって、次の便のものがコンベアから出つつあった。一瞬行方不明。あせって、探したら、コンベアの横に置いてあった。これでは、手荷物が行方不明になるのでは、とあらぬ心配をした。

 初めての中距離LCCだったが、プレミアム席だったので、快適性では、狭さの問題がなかった。この事は、食事とビデオのサービスがなかったのを十分にカバー。予め、時間が固定している観光旅行には、値ごろ感からお勧め。今後、この分だと、LCCは増えていくことだろう。


フライトログ

搭乗の詳細データです。

座席番号
21K
搭乗クラス
プレミアム
区間マイル
3,791km
出発予定時刻
10:30
搭乗時刻
09:45
出発時刻
10:25
到着予定時刻
14:40
到着時刻
14:40
予定飛行時間
5時間10分
出発空港 天気・気温
晴れ
出発ゲート・スポット
30
出発空港 風速・風向
離陸滑走路
06
離陸時刻
10:30
到着空港 天気・気温
快晴
着陸滑走路
21R
着陸時刻
14:35
メモ
①搭乗-到着までの時間:355分 ②離陸-着陸までの時間:305分 ③正味飛行時間の割合:86%

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