岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地は2024年11月17日(日)、「岐阜基地航空祭 2024」を開催します。例年、基地内北地区および南地区が一般開放されています。
展示飛行では、岐阜基地に唯一所在する飛行開発実験団(TPC)のT-7、T-4、F-2、F-15が繰り広げる機動飛行、編隊飛行などが楽しめます。特に、岐阜基地でしか見ることのできない異機種大編隊飛行が見どころの1つです。ブルーインパルスが展示飛行を行うこともあり、登場する際は多くの来場者でにぎわいます。
2023年は11月12日に開催され、約14万人が来場。曇り空の中、飛行開発実験団によるフォーメーション・テイクオフから、異機種混合の大編隊・機動飛行を実施。C-2、T-7、F-2、F-15のほか、KC-767、UH-60J、U-125A、民間からはウイスキーパパ曲技飛行チームが参加しました。午後にはブルーインパルスも登場し、展示飛行を行っています。
地上では、F-15やF-2、C-2、C-130H、T-7、U-680Aをはじめ、陸上自衛隊のUH-2、AH-1Sなどが展示。ブルーインパルスの機材のほか、ウイスキーパパの「機体番号:JA14WP」も地上展示されました。また、2021年3月まで飛行開発実験団で運用され、現在は岐阜基地に保管されているF-4EJ初号機「17-8301」も登場しています。航空機のほか、各種兵装、航空機部品やエンジン、車両展示も実施されました。
基地内には、退役したT-34A「61-0406」、T-33A「51-5663」、C-46D「91-1141」、F-104Jの「36-8540」や「76-8686」、T-2「29-5102」、F-4EJ「87-8409」などが保管されており、例年の航空祭ではこれらの機体の見学も可能です。
■開催日と来場者数
2023年11月12日 約140,000人
2022年11月13日 約30,000人
2020年~2021年 新型コロナウイルスのため中止
2019年11月10日 約65,000人