ボーイングが開発中のCST-100有人宇宙船、実用化に向けNASAと合意

ボーイングが開発中のCST-100有人宇宙船、実用化に向けNASAと合意

ボーイングは2012年4月20日、ジョンソン宇宙センターのNASA実用運用理事会(MOD:Mission Operations Directorate)と、ボーイングが開発するCST-100宇宙船の運用、トレーニング、フライトオペレーションの協働合意書に調印したと発表しました。この合意により、ボーイングはMODと各種オペレーションについて、さらに話し合いを行います。

ボーイングは現在、CST-100のデザインの完成に向けた作業を行っています。CST-100は、カプセル型の再使用可能な7人乗り、または乗員と貨物の輸送ができる宇宙船。様々な使い捨て型打ち上げ用ロケットへ取り付けが可能です。

2012年後半には、NASAのジョンソン宇宙基地ミッション・コントロール施設内の指揮管制施設からの運用について、より広範囲の合意書の締結に向けてMODと協議に入る予定です。

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