海上自衛隊は2018年11月10日(土)に東京・晴海を出港した南極観測船/砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」による第60次南極地域観測協力の状況を更新しました。AGB-5003は予定通り11月25日(日)にフリーマントルに入港、11月26日(月)には観測隊が乗船、11月30日(金)に昭和基地へ向けて出港しています。
AGB-5003は、往路でフリーマントルから南極基地間で77名の人員を輸送、物資は約1,000トンを搭載しています。昭和基地到着後は、船上観測、野外観測、基地設営を支援します。
紹介されている様子によると、フリーマントルでは新たにオーストラリアのヘリウェスト・グループが保有するAS350、機体記号(レジ)「VH-JVC」を搭載しています。日本出発時にはCH-101を2機搭載しています。艦内でヘリを使った訓練などの様子も紹介されています。