HondaJet、飛行試験用量産型4号機の初飛行に成功

HondaJet、飛行試験用量産型4号機の初飛行に成功

ホンダ・エアクラフト・カンパニーは2012年5月4日、小型ビジネスジェット機HondaJet(ホンダジェット)の飛行試験用量産型4号機、機体番号(レジ)「N420AH」が初飛行に成功したと発表しました。量産型4号機は、5月4日にアメリカ、ノースカロライナ州のピエモント・トライアド国際空港からフライト。高度1万1,500フィート(約3,500メートル)、速度313ノット、時速約580キロで飛行しました。

74分間のフライト中には、降着装置や高揚力装置などの機能試験、機体の基本性能、操縦安定性、データシステムや計器着陸システムの確認試験などを実施しました。

また、この4号機は「空のスポーツカー」をイメージするため、メタリックイエローを採用。上空で黄色の機体が映える画像が公開されています。

HondaJet 量産型4号機

なお、ホンダジェットは構造試験の終極荷重試験を完了。降着システム、防氷システムの試験を実施し、FAAの型式認定取得に向けた開発を着々と進めています。

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