海上幕僚監部は2019年3月27日(水)から3月31日(日)まで、護衛艦「あさぎり(DD-151)」をマレーシアに派遣すると発表しました。マレーシア海軍が主催する国際観艦式に参加するほか、この途上で多国間海上演習を実施します。「あさぎり」にはSH-60J哨戒ヘリコプターが搭載されています。
マレーシア海軍が主催する国際観艦式では、参加国との相互理解と友好親善の増進を図り、派遣隊員の国際感覚を育てていくことを目的としています。また、期間中、観艦式に招待された各国の艦船がマレーシア・ランカウイ周辺海空域で多国間海上演習が実施されます。ランカウイ国際空港で「LIMA 2019(Langkawi International Maritime & Air)」が開催されており、これにあわせた観艦式です。
マレーシア海軍の空母、艦船、航空機などの観閲とあわせ、「あさぎり」も国際部隊として参加します。この海上演習で海自は、戦術技量の向上と参加国との相互運用性の強化を図ります。護衛艦「あさぎり」には人員約200名が乗船しています。