広島県呉市での山林火災、陸自ヘリコプターが災害派遣で対応

広島県呉市での山林火災、陸自ヘリコプターが災害派遣で対応

ニュース画像 1枚目:CH-47 空中消火活動
© 防衛省
CH-47 空中消火活動

陸上自衛隊は2019年4月5日(金)、広島県呉市蒲刈町での山林火災に対応しました。4月4日(木)から蒲刈町で山林火災が発生し、消防による消火活動では鎮火に至らず、4月5日(金)7時に広島県知事から陸上自衛隊第13旅団長へ、災害派遣が要請されました。

今回の活動では、災害派遣の要請前の4月5日(金)3時30分以降、第13飛行隊などの災害対策現地情報連絡員(LO)が現地に向け駐屯地を出発、5時に第46普通科連隊の部隊が映像伝送のため現地に向け出発しています。中部方面航空隊のCH-47の2機が5時41分、空中消火のため駐屯地を順次離陸し、8時57分から活動を開始しています。

派遣要請後の7時41分、中部方面航空隊のUH-1映像伝送機が2機、情報収集のため出発、7時46分に第13飛行隊のOH-6が1機、空中統制のため駐屯地を離陸しました。その後、18時3分に広島県知事から撤収要請を受け、消火活動を終了しています。

この対応に人員2名、車両1両、航空機5機に加え、LO人員5名、LO車両2両を派遣しています。また、散水量は590トン、散水回数は118回でした。

期日: 2019/04/05
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