エールフランス航空は2019年10月30日(水)、運航中の機内で光無線通信技術「Li-Fi」の技術試験を世界で初めて実施しました。
A321で運航したパリ・オルリー発トゥールーズ行きのAF6111便に、Latécoèreが開発したLi-Fiが搭載され、フランスのゲーム会社Ubisoftと提携し、6月のパリ・エアショーで実施した「エールフランストラックマニア カップ」の勝者を招待し、決勝戦を開催しました。
エールフランス航空とLatécoèreは現在、A321の12席にLi-Fiを導入し、民間航空機で簡単に新技術を統合できるか、実証実験を進めています。新技術で、マルチメディアにおけるデータ交換が高速かつ低遅延で完全に安定した状態で行うことができ、銅ケーブルを光ファイバー技術に入れ替えることから機材重量の削減による燃料消費も期待でき、多くの利点をもたらします。
エールフランス航空とLatécoèreは、新技術の導入により新たな機内エンターテイメント体験への道を切り開き、Li-Fiは今後5年間で機内接続に革命を起こすと説明しています。