航空自衛隊小松基地は2020年6月25日(木)、2020年度の航空祭を中止すると発表しました。同基地では、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策について検討を続けていましたが、来場者が安心して航空祭を楽しめる環境にないと判断し、中止を決定しています。
2019年に開催された小松基地航空祭では、飛行教導群のF-15機動飛行、U-125A、UH-60Jの救難展示をはじめ、F-16機動飛行、F-2とF-4の展示、ステージイベント、車両や装備品の地上展示などが実施されました。また、6機編隊でブルーインパルスも参加しています。基地開放時間は例年、7時45分から15時までで、基地内には駐車場や駐輪場が設けられておらず、来場には公共交通機関の利用が促されています。
なお、2020年の航空自衛隊が主催する航空祭は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、千歳基地、三沢基地、美保基地、静浜基地、松島基地など、各地で中止となっています。