サーブ、ブラジルでグリペンの生産開始

サーブ、ブラジルでグリペンの生産開始

ニュース画像 1枚目:ブラジル空軍向けグリペン
© Saab
ブラジル空軍向けグリペン

サーブは2020年7月7日(火)、スウェーデン国外で初となる戦闘機グリペンE/Fの生産を開始したと発表しました。ブラジルの新たな生産拠点で、サンパウロ州・サンベルナルド・ド・カンポにあるサーブ・アエロナウティカ・モンタージンス(SAM)でブラジル空軍向けグリペンEの前部胴体とテールコーンの生産が始まりました。

サーブとブラジル政府は2014年、ブラジル空軍向けグリペンEを28機、グリペンFを8機導入し、その製造契約を締結しました。2019年9月に1号機が納入され、飛行試験プログラムも開始されています。

SAMでは今後、グリペンFのエアブレーキ、前部胴体、後部胴体、主翼部の生産も予定しています。SAMで製造されたパーツは、ガヴィアン・ペイショートにあるエンブラエルの最終組立施設とスウェーデン・リンシェーピングのサーブに輸送され、組み立てられます。

期日: 2020/07/07から
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