北海道エアポー ト、5空港の運営開始 7空港の民間運営が本格スタート

北海道エアポー ト、5空港の運営開始 7空港の民間運営が本格スタート

ニュース画像 1枚目:函館空港 イメージ (Cimarronさん撮影)
© FlyTeam Cimarronさん
函館空港 イメージ (Cimarronさん撮影)

北海道エアポートは2021年3月1日(月)、稚内、釧路、函館、帯広、女満別の5空港で空港運営事業を開始しました。北海道エアポートは2020年7月から、管理者の国土交通省、帯広市、北海道から座学訓練、実技訓練、現場OJTなど、およそ8カ月間で空港運営事業の引き継ぎを受け、今回の事業開始となりました。

運営開始にあわせ、5空港で着陸料の2つの割引制度を導入します。運航開始から4年間、段階的に割引を適用する新規就航割引は、国際・国内線の旅客便を対象に1年目は100%割引、2年目に75%、3年目に50%となります。また、増便実施による対前年度増量分と比較した割引では、国際・国内の旅客・貨物共に対象で、対前年度増量分の75%を割引します。

北海道エアポートは2020年1月、7空港のターミナルビル会社等の運営を開始し、同年6月に新千歳空港、10月に旭川空港の空港運営事業をそれぞれ開始しています。今回の運営事業開始で、予定されていた7空港の空港施設の民間への運営委託が本格的に開始されます。新型コロナウイルス感染症の拡大による旅客需要が激減する中での船出ですが、北海道エアポートは感染防止策を徹底しつつ、当初から目標に掲げている地域と連携しながら、航空・観光需要の回復に向けた取り組みを進める方針です。

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