空⾶ぶクルマ(eVTOL)を開発するテトラ・アビエーションは、開発した新機種Mk-5(マークファイブ)の無⼈⾶⾏試験をアメリカで開始したと発表しました。アメリカ連邦航空局(FAA)から2021年8⽉16⽇(月)付けで試験⾶⾏許可の認可を取得。研究開発⽤の航空機を対象とした特別耐空証明証、アメリカの空域での運用に必要な⾶⾏許可証を得ています。Mk-5の機体記号(レジ)は「N155TA」です。
現在、通常の航空機が運用されるオープンエアの環境で無⼈⾶⾏試験を実施しています。今後、有⼈⾶⾏試験を経て、キットプレーンとして販売されます。Mk-5は7⽉に初公開後、予約販売を開始しており、2022年のデリバリーを目標としています。個人顧客向けに約40機の予約獲得をめざしており、問い合わせは100件以上に登り、注目度は高いと言えます。
なお、⽇本でも試験⾶⾏を実施する際、FAAの認可を得たことで都度、航空局の許可を得て実証実験の⾶⾏ができるようになっています。