例年、5万人超の観客を集める「新田原基地航空祭 2021 (新田原エアフェスタ)」の中止が決定しました。航空自衛隊新田原基地は、2021年12月5日(日)開催予定と発表していましたが、新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、2020年と同様に多くの人が集まる航空祭の中止を決めました。ただし、自衛官募集として、対象者向けに「新田原基地公開行事」を実施する予定で、その内容などは改めて発表予定です。
例年、航空祭では第305飛行隊、新田原救難隊、第23飛行隊のF-15J/DJ、T-4、U-125A、UH-60Jなどが参加し展示飛行を披露しています。曲技飛行では、アメリカ空軍三沢基地に所在する第35戦闘航空団(35FW)のF-16、ブルーインパルスが参加する年もあります。
F-35Bの配備に向け、防衛省は地元への説明を進めており、飛行隊の配置換え・再編、運用機の更新等が予想されるため、2022年、2023年の航空祭開催時には、現行の航空機たちを満喫したいところです。