エアアジア、貨物事業に本腰 737-800貨物専用機を運航へ

エアアジア、貨物事業に本腰 737-800貨物専用機を運航へ

ニュース画像 1枚目:エアアジア・グループのロジスティクス部門「Teleport(テレポート)」塗装の737-800F
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エアアジア・グループのロジスティクス部門「Teleport(テレポート)」塗装の737-800F

エアアジア・グループでロジスティクスのベンチャー部門「Teleport(テレポート)」が2021年11月3日(水)、ボーイング737-800貨物専用機(F)の塗装を公開しました。エアアジア・グループ各社が採用するレッドと異なり、胴体は白をベースに黒で「A to B, Magically」と航空貨物輸送の速さをアピールするキャッチフレーズが、尾翼は「Teleport(テレポート)」のブランドが記されています。「エアアジア」は尾翼にテレポートと併記して小さく記されています。エアアジアは、テレポートがアセアン内の貨物輸送でトップ3になることを目指すことを示したデザインと解説しています。

テレポートの航空貨物事業は、エアアジア・グループが運航する計252機の旅客機のベリー活用に加え、貨物専用機の導入で東南アジア全体で主要な航空貨物路線で安定した貨物スペースを提供できるようになります。

このボーイング737-800Fの運航は、エアアジアと複数年契約を締結したマレーシアのKマイル・エアが担います。機体記号(レジ)「HS-KME」で登録されている機体は、バンコクを拠点に香港、上海、チェンナイ、ムンバイ、さらにタイ発着で東南アジアのすべての主要都市に運航できます。また、貨物専用機はコンテナ搭載に対応しているため、世界各地から長距離輸送され、東南アジアに到着したコンテナを最終目的地にまで輸送できます。

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