HAC日本最後のサーブ340B「JA02HC」、予定より1往復早く定期便ラストフライト

HAC日本最後のサーブ340B「JA02HC」、予定より1往復早く定期便ラストフライト

ニュース画像 1枚目:定期便ラストフライトを迎えた「JA02HC」 (熱血男子さん 2021年12月26日撮影)
© FlyTeam 熱血男子さん
定期便ラストフライトを迎えた「JA02HC」 (熱血男子さん 2021年12月26日撮影)

北海道エアシステム(HAC)は2021年12月26日(日)、保有する最後のサーブ340B、機体記号(レジ)「JA02HC」による定期便運航の最終日を迎えました。日本の民間航空会社の最後のサーブ機として予定されていた定期便ラストフライトは、JL2863、JL2862便の丘珠/釧路線でした。12月26日(日)は悪天候が予想され、予定していたラストフライトで実施する記念行事は中止となりました。実質的な定期便ラストフライトは、この1往復便前の丘珠/函館線でした。

定期便最後のフライトは、丘珠/函館線の往復で丘珠発JL2741便、函館発JL2740便でした。JL2741便は7時42分に出発、函館に8時23分に到着、折り返しJAL2740便として定刻8時45分のところ9時5分に出発、到着9時25分のところ9時41分に到着しました。JAL2740便の丘珠到着時、HAC社員が横断幕で出迎え、利用客にこれまでの感謝を表し、機体にも安全運航を讃えました。

サーブの定期便ラストフライトは予期せぬ形で最後を迎えました。予定では、12月27日(月)には札幌・丘珠空港を離れ、日本エアコミューター(JAC)の整備施設がある鹿児島に向かうラストフライトを運航します。このフェリーフライトは一般乗客を乗せる最後のフライトとして、ツアーが企画されています。

なお、丘珠/函館線は「JA02HC」での運航以外の3往復便は、丘珠、函館空港の降雪を受け、欠航しています。

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