ユナイテッド航空 グアムへ人道支援フライト運航、“スーパー台風”被害により5月30日まで空港閉鎖

ユナイテッド航空 グアムへ人道支援フライト運航、“スーパー台風”被害により5月30日まで空港閉鎖

ニュース画像 1枚目:サンフランシスコ国際空港で救援物資を積み込むユナイテッド航空機
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サンフランシスコ国際空港で救援物資を積み込むユナイテッド航空機

猛烈な台風2号(国際名 マーワー/スーパー台風)による大きな被害を受けたグアム島では、2023年5月30日(火)まで国際空港が閉鎖されています。アントニオ・B・ウォン・パット国際空港ターミナルでは全フロアが浸水し、現在復旧作業が進められています。

グアム島全体でも建物の損壊や浸水など、大きな被害が出ており、アメリカ赤十字社などによる支援活動が始まっています。ユナイテッド航空ではこの支援活動の一環として、救援物資を搭載した人道支援フライトを運航します。サンフランシスコ発グアム行きのUA2524便は、ボーイング777-300ER型機「機体記号:N2138U」で、グアムには28日14時前(現地時間)に到着を予定しています。救援物資は各NPO団体などからの、献血キット・清掃用の作業用手袋、ゴミ袋、折りたたみモップ、洗浄剤・石鹸、歯ブラシセット、フェイシャルティッシュなどの衛生用品が含まれます。ほかにも貨物チャーター便として、カリッタエアの747-400F「N767CK」や、ハイ・フライ・マルタのA330-200「9H-TQP」などが、グアムへ向けて運航されています。

空港からの発表では、早くて5月30日(火)から運用を再開したいとしています。ユナイテッド航空は29日までグアム発着便を全便欠航とし、6月5日(月)まで予約済み航空券の特別対応を行なっています。

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