スカイマーク、FDA親会社「鈴与ホールディングス」が筆頭株主に

スカイマーク、FDA親会社「鈴与ホールディングス」が筆頭株主に

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鈴与ホールディングスが筆頭株主となるスカイマーク

スカイマークと現在の筆頭株主である投資ファンド「インテグラル」は、2023年11月7日に筆頭株主が「鈴与ホールディングス」へ異動することを発表しました。インテグラルが保有するスカイマーク株式のうち13%(計785万株)を、鈴与ホールディングスへ譲渡するもの。1株895円で鈴与ホールディングスが相対取引で譲渡を受け、14日までに受渡しが行われます。

この譲渡により株主順位は、1位(筆頭株主)鈴与ホールディングス、2位に12.93%(総株主の議決権の数に対する割合)のANAホールディングス、インテグラルは4.86%へ減少して5位になります。

インテグラルは、スカイマークが2015年に民事再生手続きを開始して以来、経営再建を進めていました。今回、フジドリームエアラインズ(FDA)を傘下に持つ鈴与ホールディングスが筆頭株主となることで、スカイマークの理念を尊重した上でメリットのある事業連携検討による事業価値向上が期待されるとしています。

2015年から、ANAホールディングスも2位の株主としてスカイマークの経営再建を進めていますが、コードシェアなどの具体的な事業連携は現在も行われていません。今後FDAとどのような事業連携が検討されるか注目されます。

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