MC-130EコンバットタロンI、4月25日で退役

MC-130EコンバットタロンI、4月25日で退役

アメリカ空軍の特殊作戦機、ロッキード・マーティンMC-130EコンバットタロンIが、2013年4月25日に退役します。

第919特殊作戦航空団(919SOW)に残るMC-130E最後の4機には、イランアメリカ大使館人質奪還作戦の33周年にあたる4月25日に、フロリダ州デュークフィールドで正式な退役セレモニーが開催されます。その後、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地のボーンヤードへ空輸されます。

イランアメリカ大使館人質奪還作戦は、イラン革命により拘束されたアメリカ大使館員を救出するため、1979年4月24日から25日にかけて特殊作戦部隊により実行された作戦です。機体の故障や砂漠の中継点で給油中に事故があり失敗に終わりました。この作戦に数機のMC-130Eが使用されています。

MC-130Eは特殊作戦部隊の侵入、回収、補給、心理作戦、ヘリコプターへの空中給油に使われてきました。1966年に初飛行し、アメリカが介入したほぼ全ての紛争に参加しています。

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