ボンバルディア、リアジェット85の試験飛行でFAAから許可

ボンバルディア、リアジェット85の試験飛行でFAAから許可

ボンバルディアは2014年2月19日、アメリカ連邦航空局(FAA)から開発中のリアジェット85について、飛行試験の許可を獲得したと発表しました。ボンバルディアではすでに地上テストで低速タクシングテストも完了しています。

ボンバルディア リアジェット85

これにより、リアジェット85の初号機「FTV1」はエンジン始動、高速タクシングテストなどの準備を行い、近く初めてのフライトを行う見込みです。

リアジェット85は複合材構造を採用した新しい中型ビジネスジェットで、マッハ0.82の高速巡航で5,556キロを飛行する性能をめざします。2012年にウイチタ工場、メキシコのケレタロ工場で生産がスタートし、主翼パーツは、北アイルランドのベルファースト工場で生産、ケレタロで主翼組立てを行い、P&Wカナダから供給されるPW307Bエンジンなどはウィチタの最終組立ラインで搭載しました。

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