BAEeシステムズは、現在ロサイスで建造中のイギリス海軍の新型空母「クイーン・エリザベス」の命名式を2014年7月4日に開催すると、3月26日に発表しました。
命名式にはエリザベス女王自ら、HMS(Her Majesty Ship)クイーン・エリザベスと名付けます。同艦は2009年7月に最初の鋼材がグラスゴーで加工され、ロサイスのドライドックに最初の部分が搬入されてから僅か33カ月で命名式を迎えます。
クイーン・エリザベスがドックから出ると、姉妹艦のプリンス・オブ・ウエールズの建造が年末から始まります。
クイーン・エリザベス級空母は、スキージャンプ飛行甲板を備えるSTOVL空母としては6万5,000トンと大型の艦で、F-35BライトニングIIを搭載します。航海用と作戦用の2つの艦橋を備える独特な艦型が特徴です。