ロシアのSu-24が黒海でアメリカ海軍駆逐艦を挑発

ロシアのSu-24が黒海でアメリカ海軍駆逐艦を挑発

アメリカ国防総省によると2014年4月12日、黒海の公海上をパトロール中のアメリカ海軍駆逐艦USSドナルド・クック(DDG-75)に、ロシアのSu-24フェンサー攻撃機が繰り返し接近飛行をしました。

Su-24は2機で、非武装の1機がドナルド・クックの1,000ヤード(約914メートル)まで接近するなど低空飛行を12回行い、1機が上空で待機していました。同艦は質問と警告を繰り返しましたが返信はなく、約90分後に飛び去りました。

国防総省の報道官、スティーブ・ウォーレン陸軍大佐は「パイロットが独自の判断で行為におよんだとは考えられない。ロシアによる挑発行動は国際慣習や軍隊間の申し合わせに反している」と非難しています。

ドナルド・クックは、4月10日に黒海に入り、その後4月14日にルーマニアのコンスタンツァに入港しました。

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