F-35ライトニングII、総飛行時間1万5,000時間を突破

F-35ライトニングII、総飛行時間1万5,000時間を突破

ロッキード・マーティンF-35ライトニングIIが、総飛行時間1万5,000時間を突破しました。ロッキード・マーティンが2014年4月15日に発表しました。

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同社副社長のJ.D.マクファーラン氏によると「1万5,000時間が計画の順調さを実証しており、さらにその半分以上が実運用での飛行であることが印象的だ」とし「2015年に計画されている海兵隊での初期作戦能力(IOC)獲得のため、ソフトウェアとミッションシステムの試験を継続している」と述べています。

4月7日の時点で、F-35実用型機が8,050時間、試験機が7,123時間飛行しています。2014年では空軍のF-35A試験機が328時間、海兵隊のF-35B試験機が191時間、海軍のF-35C試験機が91時間飛行し、F-35A実用型機が963時間、F-35B実用型機が1,012時間、F-35C実用型機98時間飛行しています。

2月と3月にはウエポンベイからAIM-120 AMRAAMの武器投下精度(WDA)試験を成功させたり、F-35が1日で60ソーティーを消化するなど信頼性が向上し、実戦化に向けて計画が加速しています。アメリカ海兵隊のF-35Bが2015年、空軍のF-35Aが2016年、海軍のF-35Cが2018年にIOC獲得を目指しています。

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