ボーイング、通信衛星インテルサット35e・エピックNGの製造を受注

ボーイング、通信衛星インテルサット35e・エピックNGの製造を受注

ボーイングは2014年7月8日、衛星通信大手のインテルサットから、新しい人工衛星インテルサット35e・エピック・ネクスト・ジェネレーション(Intelsat 35e Epic Next Generation)の製造を受注したと発表しました。

この衛星はBSS-702MP衛星バスを使う、9機目の衛星となります。BSS-702MPは2008年から導入されたモデルで、702HPより若干質量が大きい一方、発電能力が小さくなっています。これまでインテルサットからのみ受注しています。

インテルサット35e・エピックNGはCバンドとKuバンドのトランスポンダーを搭載し、エピックNGと名付けられたインテルサットの新しい衛星通信サービスで使われる予定です。打ち上げ時の質量は約6,000キログラム、設計寿命は15年が予定されています。打ち上げるロケットはまだ決められていません。

ボーイングはこれまでに6機のエピックNG衛星の製造を受注しており、最初の衛星は2015年の後半に打ち上げられる予定です。

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