法務省、成田と羽田でIC旅券の顔画像を利用した顔認証技術の実証実験

法務省、成田と羽田でIC旅券の顔画像を利用した顔認証技術の実証実験

法務省は2014年8月4日(月)から9月5日(金)まで、IC旅券に搭載された顔画像を利用した出帰国審査の顔認証技術に係る実証実験を開始しました。成田空港、羽田空港で実施するもので、一般の日本人旅行者の協力を得て、空港で顔画像の撮影、照合に協力してもらう実験です。この結果は、顔認証技術を活用した自動化ゲート導入の可否を検討に活かされます。

法務省は、観光立国の推進、オリンピック・パラリンピック東京大会の開催に向け、日本人の出帰国審査を合理化し、外国人の出入国審査の迅速化を図ることをめざしています。このため、ICパスポートに記録されているは顔画像と、空港内の審査場で撮影した顔画像を照合し、同一人性を確認する方法を活用し、日本人の出帰国審査に導入を目指し、出帰国審査のスピードアップにつなげます。

実証実験の参加は、事前登録の必要はありません。実施場所は、成田空港では第1ターミナルビル北側上陸審査場、第2ターミナルビルR側出国審査場の2カ所、羽田空港では上陸審査場と出国審査場の2カ所、合計4カ所で実施します。対象は満13歳以上の日本人で、ICパスポート保有の方です。また、実証実験は9時から17時までで、実験終了後は通常の出帰国審査を受ける必要があります。

期日: 2014/08/04 〜 2014/09/05
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