米国全日空商事の女性社員、エドワード・グルックラー賞を女性初受賞

米国全日空商事の女性社員、エドワード・グルックラー賞を女性初受賞

全日空商事の海外拠点、米国全日空商事のホフマン節子さんが、日本人として初めて航空産業サプライヤー協会(ASA:Aviation Suppliers Association)の「The Edward J. Glueckler Award(エドワード・グルックラー賞)」を受賞しました。

ホフマンさんの受賞は、航空業界に関連する最新レギュレーションへの理解、品質問題解決への探究心、後進育成への取り組みに努める日々の活動の積み重ねが評価されたものです。また、アジア系、女性の同賞受賞は今回が初めてです。全日空商事はこの受賞を受け、米国全日空商事に入社以来27年間、部品調達事業に従事してきたことを評し、米国全日空商事「社長賞」を授与しました。

ASAは、1993年に航空業界で流通する部品の品質維持、向上、倫理的取引の実践を目的として設立された非営利団体で、現在約600社の航空部品サプライヤーが加盟しています。ASAの制定する「ASA-100」の認証は、航空部品サプライヤー向けの品質基準であり、ISO9000シリーズと同じくアメリカ連邦航空局(FAA)の推奨する品質管理プログラムです。

エドワード・グルックラー賞は、1998年にASA創始者に由来して創設されたもので、年1度の年次会合で、航空部品の品質向上に寄与した人を表彰しています。加盟するサプライヤーからの推薦、業界内の評判から複数の候補者が選ばれ、ASA役員8名が決定しています。

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