地球観測衛星センティネル2A、環境試験に臨む

地球観測衛星センティネル2A、環境試験に臨む

エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは2014年8月21日、同社が開発を進めている地球観測衛星センティネル2Aについて、環境試験を受けるため、ドイツのミュンヘンにあるIABGに輸送したと発表しました。

地球観測衛星センティネル2A

試験は今後数カ月に渡って行われる予定で、センティネル2Aが宇宙空間で実際に動くか、また性能が予定通り出せるかといった確認が行われます。

センティネル2Aは、欧州宇宙機関(ESA)と欧州委員会(EC)との共同で進められている大規模な地球観測計画「コペルニクス計画」の衛星で、電子光学センサーを搭載し、地球の陸域の観測を目的としています。

現在、2015年にヴェガ・ロケットでの打ち上げが予定されています。また、同型機のセンティネル2Bの開発も進んでおり、こちらは2016年に打ち上げられる予定です。

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