ロッキード・マーティン、西豪州にスペース・デブリの追跡施設を建設へ

ロッキード・マーティン、西豪州にスペース・デブリの追跡施設を建設へ

ロッキード・マーティンは2014年8月25日、光学望遠鏡製造大手のエレクトロ・オプティク・システムズと共同で、西オーストラリア州にスペース・デブリを検知、追跡するための施設を建設することを発表しました。

この新施設には、強力な望遠鏡とレーザー技術とを組み合わせたシステムが設置され、地球の周りを回るスペース・デブリを追跡し、そのデータにより移動速度や回転方向、材質などを特定することが可能となります。データは各国の政府機関や、商業顧客へ広く提供されるとのことです。

また、アメリカは、レーダーを使いスペース・デブリを検知、追跡する設備も持っており、両システムがそれぞれ観測を行うことで、お互いが補完し合い、より確実なスペース・デブリの検知、追跡が可能となります。

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