アビエーション・パートナーズ・ボーイング(APB)は2014年10月10日、アメリカ連邦航空局(FAA)からスプリット・シミタール・ウィングレットの装備で737-800の3つの構成について、追加型式証明(STC)を取得したと発表しました。
スプリット・シミタール・ウィングレットは現在、737-800、737-900ERに装備できます。737次世代(Next-Generation)機の派生系には、2015年5月にも証明を獲得できるスケジュールとなっています。
スプリット・シミタール・ウィングレットは、主翼先端に上下に伸びる第2、第3の翼が装備されており、ブレンディッド・ウィングレットと比べ年間6万ガロンの燃料を節約する事ができます。
2013年からスプリット・シミタール・ウィングレットのプログラムを開始して以来、APBは1,657組の受注、オプションを獲得しました。過去10年間でAPBは、およそ8,000組のブレンディッド・ウィングレットを販売しています。