アエロフロート、機内でタブレット端末利用 客室乗務員のサービス強化へ

アエロフロート、機内でタブレット端末利用 客室乗務員のサービス強化へ

アエロフロート・ロシア航空は2014年11月19日、CIS諸国で初めて客室乗務員がタブレット端末を利用したサービスを開始すると発表しました。航空業界のIT技術団体、SITAが提供する「CrewTablet」を搭載したiPad miniを2014年第4四半期に500台導入します。さらに、2015年以降も1,200台を導入します。

正式導入まで、アエロフロートでは5カ月に渡り、30名の客室乗務員による試用を行いました。その評価で技術的な面、ユーザビリティとも90%の満足度だったとしています。このタブレット端末を利用し、機内で乗客の顧客情報、サービス強化のための情報などを入手できるほか、バックオフィスの管理業務を削減し、機内には従来の紙のレポートやマニュアルを持ち込まずに重量を減らせることから、燃料の節約にもつながります。

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