ダッソーは2014年11月26日、同社の主力ビジネスジェットで、機体の健康状態をモニターする「ファルコンブロードキャスト(FalconBroadcast)」搭載機が100機に到達したと発表しました。
2012年にファルコン7Xに装備されたもので、飛行中に急な整備を行うこととなったAOGなどでも、その原因を追跡、特定し、地上での作業時間を短縮することを目的に導入されました。ダッソーのEASyコクピット装備機に搭載が可能で、対象はファルコン7X、2000S、2000LXS、900LX、さらに8Xにも搭載が可能です。
このツールにより、航空機の信頼性についてダッソーは故障情報を系統的に収集し、整理・解析することで、問題点を敏速かつ的確につきとめ、整備プログラムの改定、運航・整備方法の改善などに役立て、顧客もフライトに使用する時間を長く保つことができます。