カンタス航空、QF767便で767を退役 機種削減と機材更新で

カンタス航空、QF767便で767を退役 機種削減と機材更新で

ニュース画像 1枚目:767からA330に機材更新
© Qantas Airways
767からA330に機材更新

カンタス航空は2014年12月27日、メルボルン発シドニー着の「QF767」便として同社の767を退役させました。

カンタス航空には1985年7月、「VH-EAJ」と「VH-EAK」の2機を導入し、これまで927,000フライト超、旅客数は1億6800万人以上を輸送した「働き者」だったとカンタスでは評しています。カンタス航空にはこれまで41機、18億キロメートル、月への距離では2,438回の往復に当たる距離をフライトしました。

767は20年以上に渡り、カンタス航空の主力の機体で、乗務員、顧客の両方に人気だったとし、退役は悲しい出来事ですが、より燃費効率が良く新しい機材を導入しており、この機材は引退する時期だとしています。これにより、保有機材の機種を11機種から7機種に削減します。

カンタス航空は近年、767を東海岸のパースと西海岸のメルボルン、シドニー、ブリスベン間を結ぶ路線で使用していました。退役を2015年半ばとしていましたが、機材更新計画を前倒しし、機内リニューアルを進めたA330で置き換えます。また、一部は737で置き換える予定です。

メニューを開く