MRJ、初飛行に向けた試験を本格化 右舷エンジンの試験運転を実施

MRJ、初飛行に向けた試験を本格化 右舷エンジンの試験運転を実施

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JA21MJ エンジン

三菱航空機は、2015年第2四半期に予定するMRJの初飛行に向け、各種試験を本格化しました。

1月13日、県営名古屋空港のエプロンで、MRJ飛行試験機初号機の右舷エンジンの試験運転を初めて実施しました。エンジンの初運転により、機体に搭載されたエンジンなどの動力系統、油圧・燃料・空調・電気系統など各種システムが機体として総合的に作動したことが証明されました。

2014年12月25日には、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場に隣接する技術試験場で、全機静強度試験機の主翼上曲げ試験を実施しました。この全機静強度試験は、設計・製造された機体の強度が航空機を安全に飛行させるため、必要な基準を満たしていることを検証する機体構造試験のひとつです。この試験を通じ、あらゆる飛行条件の中で想定される最大の力を負荷するもので、予測通りの試験結果が得られたとしています。

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