A330最大離陸重量242トンの改良機、デルタ航空塗装でロールアウト

A330最大離陸重量242トンの改良機、デルタ航空塗装でロールアウト

ニュース画像 1枚目:A330最大離陸重量242トンの改良機、塗装を終えてロールアウト
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A330最大離陸重量242トンの改良機、塗装を終えてロールアウト

エアバスは2015年3月9日、A330の最大離陸重量を242トンに引き上げた機種をデルタ航空に納入しますが、その塗装を終えた機体をロールアウトしました。

公開した機体は製造番号「1627」で、初飛行した「1628」と違い、エンジンは搭載されていません。この機体はGEのCF6-80E1エンジンが搭載される予定で、2015年中にデルタ航空に納入される予定です。

デルタ航空はすでにA330-200を11機、A330-300を21機、計32機のA330ファミリーを保有しており、A330-300を10機、A330-900neoを25機発注済みです。

トゥールーズ離発着で約3時間30分の初飛行で、エアバスではこの初飛行は予定より早く実施出来たとしています。このため、デルタ航空に2015年中に引き渡しするスケジュールで各種、テストが進められます。

A330の最大離陸重量(MTOW)242トンの機体は、A330をA330neoへ移行するプラットフォームで、運航コストを押さえながら、航続距離を500海里延長したもので、現行機と比べ燃費も2%改善されるなど改良が施されています。

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