トルコ航空は2011年9月から、関空発ビジネスクラスで和歌山産みかんジュースのサービスをはじめた。和歌山の早和果樹園で製造した「味まろしぼり」で、有田みかん100％果汁だ。糖度が高く、薄皮ごと搾っているため、みかんそのものを食べているような新鮮さ、味、香りが楽しめる。国際線で国産ジュースが採用される事は初めてという。
和歌山県は2010年に「トルコにおける日本年」がトルコで開催された際、トルコ航空本社を訪れ、和歌山産品をセールス。トルコでは現在でも、1890年に串本町沖でのトルコ海軍エルツールル号遭難に際して、多くの町民が救助活動を行った記憶が残り、120年を経た現在でも交流が深い事でも知られている。