東南アジアの兵器市場に期待するボーイング、日本にKC-46を提案

東南アジアの兵器市場に期待するボーイング、日本にKC-46を提案

ニュース画像 1枚目:航空自衛隊のKC-767J
© Boeing
航空自衛隊のKC-767J

ボーイングは、航空自衛隊へ新型の空中給油機KC-46ペガサスを提案する模様です。BloombergがLIMA '15発のニュースとして報じています。

ボーイングの東アジア担当副社長、ジェームズ・アーミントン氏がインタビューに答えたもので、アメリカやヨーロッパは国防予算を削減しているが、東南アジアの兵器市場は今後も急速に拡大していくと分析しています。

そして、マレーシア空軍にF/A-18E/Fスーパーホーネットを提案するほか、戦闘機選定ではロッキード・マーティンに破れてしまった韓国空軍と航空自衛隊には、KC-46空中給油機の採用を期待しているようです。

KC-46は、航空自衛隊が4機保有するKC-767Jと同様にボーイング767-200ERをベースにした空中給油・輸送機で、順当に行けば採用は確実です。防衛省では平成30(2019年度)までの中期防衛力整備計画で、空中給油機3機の導入を計画しています。

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