ロッキード・マーティンは、2015年6月30日、新型マルチセンサーポッド「Legion Pod」を搭載したF-16が初めて試験飛行を実施し、複数の空中目標の追跡に成功したと発表しました。
Legion Podは、IRST21赤外線センサーと先進のネットワーク技術、データ処理技術を組み合わせたもので、広い視野で遠距離の空中目標を探知・追尾することができます。搭載する機体のハードウェアやソフトウェアの大きな変更を必要とせず、低リスク・低コストで導入が可能です。
アメリカ空軍のF-15C赤外線捜索・追尾計画の要件を満たしているほか、F-16などの戦闘機、戦闘機以外への機種に搭載することができます。2015年内はF-16とF-15に搭載しての試験が継続されます。