北海道は陸上自衛隊が、2015年8月26日(水)から8月30日(日)、在日アメリカ陸軍、第3海兵機動展開部隊、オーストラリア軍と共同で実施する「ノーザン・レスキュー2015」にあわせ、防災訓練を実施すると発表しました。日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震による大規模災害を想定し、災害対策本部の運営などを行います。
訓練では、北海道庁の本庁では救出・救助班、応急医療から避難者の対策や道路交通、ライルラインなどに対応するロジ班を設置し、応急活動、救出計画と広域応援、自衛隊への災害派遣養成、交通応急対策、輸送計画、ヘリコプター活用、生活関連施設の対策、医療救護計画などを訓練、検証します。
陸上自衛隊は、2014年に「みちのくALERT2014」として自衛隊とアメリカ軍、オーストラリア州軍との連携要領を確立した訓練に続き、2015年は北部北部方面隊が「ノーザン･レスキュー2015」として、自治体、防災関係機関などと協力し、災害対処能力の向上を図ります。日米豪共同による災害対処訓練では、自衛隊の北部方面隊を基幹とした陸上自衛隊をはじめ、海上、航空自衛隊が参加します。
