C-17グローブマスターIII 完売か インドの3機追加発注かなわず

インド政府は、10機導入したボーイングC-17グローブマスターIIIを3機追加発注する意向を固めましたが、すでにボーイングの在庫は1機のみになっていました。インドのEconomic Timesが2015年8月17日付で報じています。

インド空軍は2011年にC-17を10機発注し、6機の追加発注オプションをつけていました。2013年から引き渡され、2015年4月のネパール大地震救援活動では大活躍し、3機の追加発注の検討を開始しました。

その頃、買い手の決まっていないC-17は5機ありましたが、カタールが4機発注したため、買える機体は1機のみとなってしまいました。C-17の生産ラインは閉鎖されるため、それ以上は生産されません。

記事では検討に時間をかけすぎたと政府を批判しています。