佐賀県、「佐賀空港がめざす将来像」 LCC中心に九州のゲートウェイ空港

佐賀県、「佐賀空港がめざす将来像」 LCC中心に九州のゲートウェイ空港

佐賀県は2015年9月3日、「佐賀空港がめざす将来像」を発表しました。県は7月下旬までパブリックコメントを募集していたものです。「佐賀空港がめざす将来像」は、「基幹路線である東京便を中心としながら、LCCの拠点空港化が進み九州におけるゲートウェイ空港としての地位を確立している」姿と定めています。

LCCは、国内外の航空輸送量の増大と、航空輸送量全体のシェア拡大が予想されていることから、LCCを誘致する主力と位置づけ、特に東アジア、東南アジア、南アジアとの交流を取り込みたいとしています。2024年度までに上海線を週5便、台湾線を週5便、仁川線を週5便、香港線を週4便、杭州線を週4便まで誘致、拡大し、佐賀空港から入国する外国人旅客数を2014年度の3万人から12万人まで拡大する事をめざします。その後は東南アジア、南アジア路線の誘致をめざします。

これとあわせ、2024年度までに駐機場を現在の4機から6機、旅客ビルの待合室を増強、チェックインカウンターを現在の3社から5社程度まで増やしていく考えです。また、現在の2,000メートルの滑走路を2,500メートルへの延長をめざしますが、2018年度までにその必要性や効果を調査します。

また、2018年度までに佐賀空港が九州のゲートウェイ空港と認識してもらえるような愛称を使用する事をめざし、現在の「佐賀空港」から「九州佐賀国際空港 (KYUSHU-SAGA International AIRPORT)」とします。

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