サンタクロースのオフィシャル空港、ロヴァニエミ空港が改装工事を実施中

サンタクロースのオフィシャル空港、ロヴァニエミ空港が改装工事を実施中

ニュース画像 1枚目:サンタクロースのオフィシャル・エアポート、ロヴァニエミ空港
© Finavia
サンタクロースのオフィシャル・エアポート、ロヴァニエミ空港

フィンランドで空港を運営するフィナビア(Finavia)は、サンタクロースのオフィシャル空港となっているロヴァニエミ空港の利用者がスムーズで快適な滞在になるようリニューアルを進めています。

セキュリティ・ポイントを一新するほか、パスポートコントロールび再配置、税関施設の改装などを行います。館内には、レストラン・エリアをアップグレードするなど、空港内の施設を全面的にリニューアルしています。フィナビアでは、2015年11月にはこの改修作業が終了し、冬のピークシーズンを前に新たな装いを披露する計画です。

リニューアルでは、ロヴァニエミ空港がサンタクロースのオフィシャル空港であることから、この要素を取り入れます。たとえば、レストランのメニューにはトナカイのミートボール、ハンバーガーを提供するなど、サンタクロース財団の協力を得ながら、開発が進められています。

今回のリニューアルは、ラップランド観光のピークシーズンにあわせ、ロヴァニエミ空港の旅客処理能力を向上することも念頭にあり、対応力を向上することでラップランドの観光業者を支援することとなります。夏スケジュールでは月間30,000人ですが、冬のピークでは100,000人の利用が見込まれています。

フィンエアーは、ヘルシンキ/ロヴァニエミ線で1日5往復便を運航しており、ピークシーズンには他の航空会社のチャーター便の運航なども予定されています。すでに2015/16冬のチャーター便は前年度より予約状況が好調に推移しているとしています。

なお、2016年夏には、滑走路の表層面の張り替え、灯火システムの改善などが計画されており、こちらの事業は定期便の影響は未定となっています。

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